台北から車で40分、翡翠色の海が待ってます　台湾のビーチリゾートはここだ！

台湾は、他のアジア諸国にくらべるとリゾート開発もまだまだ発展途上にあるのが事実。だから、世界中のいろんなリゾートに行かれた方々にしたら物足りないというか、え？ と思うことも。しかし、こんな楽しみ方ができるのも台湾だけと割り切ると、なんだか一昔前はこんなリゾートあったなあ、とやけにほのぼのするかもしれない。エステやショッピングに時間を割かなくてよい分、本当にのんびりと”何もすることがない”という贅沢な時間を味わうことができるのだ。

さて、台湾でビーチリゾートといえば有名なのは台湾南部の墾丁。ここは1年中泳ぐこともできる常夏な場所だが、アクセスが大変なのがネック。そこで今回は、台北から車で約40分、翡翠湾に建つ高級リゾートホテルを紹介。日本でもあまり紹介されていないこのホテルは今年で8年目。台湾の中のビーチリゾートとしては有名で、7～9月の週末や連休は予約が難しいほど大人気。日本人の利用客はほとんどいないから歓迎されること間違いなし！　それに台北からもアクセスが便利なのが私たちにも嬉しいところ。

台北の東側にある港町の「基隆」から、奇岩が見られる「野柳」へ向かう途中に萬里という村があり、この目の前にある海岸を翡翠湾という。その海の色はまさに台湾北部で一番のブリリアントグリーン、翡翠色。この翡翠湾に建つ高級リゾートホテルが「太平洋翡翠湾福華渡假飯店」なのだ。台北を中心にグループ展開している高級ホテル・ハワードプラザの一つでもある。ホテルは全室オーシャンビューで241室。台北市の福華大飯店（ハワードプラザホテル：台北市仁愛路三段160号）から送迎シャトルバスが運行されているのでこれを使うとアクセスも便利だ。

このホテルには、約1.5kmも続いているホテル専用のプライベートビーチがあり、台湾ではこんなに長いプライベートビーチはここだけにしかない。砂浜の向こうには基隆島が望め、沖合に立つ白い波が印象的。特に晴れた日は海の色が真っ青で、「ここって台湾？」と思わず口に出てしまうほど。たまに、サーファーもいたりして、というぐらいまったりとしているビーチなのだ。
砂浜に出なくても、海を見ながら泳げる屋外プールもあって、ローカル色豊かな人々との交流も楽しめる。

天気が悪い時は、室内プールの他、サウナ（男女別）やスパで遊べる。思い切って遊覧船でクルーズするのもいい。遊覧船「翡翠1号」は18人乗り、3コースの遊覧ができる（要予約。コースは下の方で別途紹介）。
また、近くにはテレサ・テンのメモリアルパークがあって、ホテル専用車で出かけるのも人気だとか（料金は別途必要）。野柳の奇岩群を見たり野柳海洋世界でイルカショーを見たり、夜は基隆の夜市へでかけたりと、ホテルのフロントに頼めばタクシーを手配してくれる。少し足をのばせば、旧金鉱の町でレトロな店も多い「九{イ分}」へも行かれる。

　　　　　　
↑　野柳のクレオパトラ岩　　　　↑　九{イ分}の景色

←海岸線

ホテルにはレストラン（チャイニーズ、洋食）があり、ともに看板料理は新鮮な海鮮を使ったもの。海を見ながらカクテルが飲めるバーもある。カラオケやディスコ、ビリヤードなどがあるから、これらを利用すれば台湾風の夜が楽しめる。

台北縣萬里郷翡翠路1-1号
No.1-1, Fei Tsui Road, Wan Li Hsiang, Taipei, Taiwan, R.O.C.
電話02-2492-6565
FAX02-2492-6588

日本での予約先：ハワードプラザホテル東京事務所
TEL 03-3344-0279
FAX 03-3344-0286
※外出が多いため留守番電話の場合もある

※オンシーズン（7月～9月）の週末の予約はお早めに。直前では予約が難しい。オフシーズン（日本のゴールデンウィークなど）はあまり混雑しないが、早めの予約がベター。

http://www.howard-hotels.com.tw/hotel_ft/ft.asp
（閲覧には中国語フォントBig5が必要）

【室料】（ビュッフェ式朝食付き）
ダブル：NT$5800+10%
スイート：NT$7100+10%

※ビーチのみ利用のビジター料金もあり（5～10月のみ有料）
大人：NT$300
子供：NT$200
宿泊者は無料で利用可能