中村選手・センバワン・レンジャースのユニフォームで |
もちろん、海外で活躍する日本人選手はヨーロッパだけではありません! シンガポールのプロサッカーリーグ(Sリーグ)にも、外国人助っ人として大活躍しているサッカー選手がいらっしゃるんです。
今回、私は、そのSリーグでプレーしている中村彰宏選手にお話を伺ってきました!
■中村彰宏選手 最新プロフィール(2005年11月現在)2004年は、アルビレックス新潟のSリーグでのチームである、「ALBIREX NIIGATA・S(シンガポール)」で活躍。2005年シーズンは、「Balestier Khalsa Football Club(バレスティア・カルサ)」に移籍し、背番号10番、チームの柱であるキャプテンとして全試合、全時間フル出場、7得点、MOM3回という好成績を残しました。またシンガポール選抜のメンバーとして、数々の国際試合にも出場している今旬のプレーヤーです。
中村選手がシンガポールでプレーするようになったきっかけとは?
「センバワン・レンジャース」のメンバーと |
こんにちは! All About シンガポールガイドの田嶋と申します。今日は、よろしくお願いします。それでは、まずはじめに、中村選手のプロフィールと今までのサッカー暦を教えていただけますか?
中村選手:
初めまして! 中村彰宏と申します。1977年8月23日生まれの25歳です。出身は、埼玉県の幸手市です。幸手市立上高野小でサッカーを始め、中学時代は、幸手市立西中学校で、埼玉県大会で優勝しました。卒業後、千葉県の東海大浦安高校にサッカー推薦で入学、しかし千葉には強豪が揃っていたので、その時はベスト4止まり。その後、東海大学サッカー部にて2年時からレギュラーとして、天皇杯に出場2回、関東リーグに昇格しました。大学卒業後、一般企業に入社したけれど、2年で辞め、2002年からシンガポールリーグの「センバワン・レンジャース」でプレーしています。今年2年目です。(2003年4月現在)
ガイド:
Sリーグでプレーされる事になった詳しい経緯を教えてください。
中村選手:
日本でシンガポールリーグ(Sリーグ)のセレクションがあり、その時に、たまたま会社の有休を取ってたので受けてみたら受かってしまった……。そのセレクションに受かったのは、12~13人で、みんなでシンガに来ました。それから色んなチームに行ってトライアウトし、結局受かったのが俺を含めて3人。会社も辞めていた俺は、勿論そのまま契約しちゃいました!
ガイド:
たまたま取っていらした有休とセレクションが重なるなんて、なんだか運命的なものを感じますね……。ところで、中村選手が活躍されているSリーグは、現在何チームで構成されているのですか?
中村選手:
12チームです。
ガイド:
そのSリーグの外国人枠は、何人ですか? その中で、日本人プレーヤーは何人いらっしゃるんでしょうか……。
中村選手:
外国人枠は4人です。日本人プレーヤーは、俺の他にもう1人います。
続いて、中村選手の所属するチームセンバワン・レンジャースについてうかがいました。次のページへ。