現役のお城、ウィンザー城へ行こう！
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| ヘンリー八世の門を左手に、坂を登り切った右手がチケット売り場です |
まず一番最初に見えてくるのが、ヘンリー八世の門。これを左手に見ながらカッスル・ヒル（Castle Hill）をまっすぐ登りきった右手に、チケット入り場と入り口があります。チケットを購入したら、荷物と身体検査セクションへ。空港さながらのセキュリティですが、ウィンザー城は現在も使われている現役のお城。イギリス王室の皆さんはもちろん、各国のVIPも訪れる場所ですから、警備の厳しさも納得ですね。
セキュリティー・チェックを抜けると、正面の小屋には、音声ガイド貸し出しカウンターがあります。レンタル料はチケット代に入っているので、追加料金はありません。カウンターで「Japanese, please（ジャパニーズ・プリーズ）」。とお願いすると、日本語のガイドを渡してくれます。使い方は簡単。それぞれの見所に数字の書いたプレートがあるので、その数字を入力して緑の矢印ボタンを押すだけです。興味深い情報が沢山聞けますよ。
豪華絢爛！ ステート・アパートメント
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| ステート・アパートメントの中庭。整然とした美しさです。ここにも衛兵さんが |
「ステート・アパートメント」は、歴代国王や女王の謁見の間、寝室などのほか、国賓を招いて女王主催で行われる晩餐会の会場となる大広間など、豪華絢爛なお部屋が勢揃い。フランスのナポレオンが宿泊した寝室も、そのままに残っています。サスガに、現在の王室ファミリーのプライベート・ルームは公開されていませんが、現在も公務に使われているお城だけあって、エレガントな雰囲気が漂っていますよ。
1992年11月の大火災で大部分が消失しましたが、５年の歳月をかけて、ほぼ元通りに復元されています。この修復費用を捻出するために、エリザベス女王がバッキンガム宮殿の期間限定公開に踏み切ったのは、よく知られているエピソードです。バッキンガム宮殿の公開は夏の間だけのお楽しみ！ もちろん今年も公開されます。詳しくは、近々記事でご紹介しますね。
オモチャの家とあなどるなかれ……
さて、ステート・アパートメントに続く「メアリ王妃の人形の家」(Queen Mary's Foll House)は、一見の価値アリですよ！ オモチャの家だからとあなどってはいけません。これは、正真正銘、大人のためのドール・ハウスなのです。ミニチュア好きの王妃のために、当時のあらゆる分野の専門家たちの技術を結集して作られた本格的なもの。細か～い所まで緻密に再現されていて、トイレはしっかりお水も流れるようになっているそうですよ！
セント・ジョージ礼拝堂
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| ゴシック建築が見事なセント・ジョージ礼拝堂 |
素晴らしいゴシック建築の建物で、石造りの天井のアーチは見事！ ぜひ、ゆっくり上を見上げてみてくださいね。
ウィンザー城と同様、こちらも現役の礼拝堂で、現在も毎日欠かさず礼拝が行われています。平日は17：15から、日曜は11：45からと17：15からの礼拝には、聖歌隊による賛美歌合唱も。一般見学者も参列できるので、時間が合えば素敵な雰囲気を味わうことができるでしょう。
■セント・ジョージ礼拝堂のウェブサイト （バーチャル・ツアーで内部が見られます）
衛兵交代はウィンザーで見る！
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| ウィンザーは衛兵交代が間近で見られる穴場！ 写真は冬用のグレーのコート着用ですが、春になればおなじみ赤のジャケットに |
衛兵の一団は、ウィンザー城見学コースの出口にあたる「ヘンリー八世の門」(Henry VIII Gate)から出入りします。交代式そのものは、この門と「セント・ジョージ礼拝堂」(St. George’s Chapel)の間にある広場で行われます。交代式はお城の敷地内で行われるので、入場チケットを買っておかないと見られませんが、衛兵の入城・退城時のパレードだけならば、ヘンリー八世の門の前、カッスル・ヒル沿いでも見ることができます。
■2008年 衛兵交代スケジュール （交代式開始は11：00）
１月：奇数日（日曜日を除く）
２月：偶数日（日曜日を除く）
３月：奇数日（日曜日を除く）、20日、22日、24日～31日は毎日
４月～６月：毎日（日曜日を除く）
これ以降のスケジュールは、ウィンザー城公式情報ページの一番下、「Changing of the Guard」の欄をご参照ください。
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