公共の建物内が、全面禁煙に!
スモーカーの皆さん、気をつけて! 2007年7月1日からは屋内は禁煙に! |
違反者には50ポンド(約1万円)の罰金、また、店内や建物内での違反を黙認した場合も、お店や企業に2500ポンド(約50万円)までの罰金が科せられることに。
規制の対象になるのは、明らかな屋内だけでなく、野外のプラットホームやバス停、港にまで広げられる予定で、喫煙者にとってはなかなかツライ法律になりそうです。
ですから、「紳士の小道具」であるシガーにも影響が。辛うじて、シガー専門店の中の試飲だけは許可されていますが、重厚なサロンで貫禄ある紳士がシガーをくゆらせる……そんなイギリスらしい光景も、あまり見られなくなりそうです。
公共の場所であっても、屋外であれば喫煙はOK。ですから、タバコを吸いたい場合には、屋外に出ることになります。ちなみに、施行が7月に決まった理由は、「夏だから」。つまり、室内でタバコが吸えなくなる人たちが気持ちよく外へ出られるように、という配慮なんだそうですよ。
世界的な禁煙への動きや、タバコの値段の高さから、イギリスでも喫煙者の数は徐々に減少しているようです。それでもまだ、喫煙者の割合は約30%。イギリスの保健省は、この新しい禁煙法によって、タバコをやめる人が60万人出ると予測しています。
なお、ホテルの客室内や個人宅は規制の対象外です。スモーカーの皆さん、ご心配なく!
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