2007年７月、イギリスが変わる!

2007年７月１日、午前６時、あなたの人生に衝撃的な変化が起こるかもしれません……。それは、とある法律の施行。この法律によって、英国紳士の小道具とも言うべき「あるモノ」にも危機が?!

英国紳士お得意の小道具といえば……

英国紳士の御用達ショップが並ぶ、エレガントなJermyn Street

バッキンガム宮殿のお膝元、英国紳士御用達グッズのお店がズラリと並ぶ、優雅なジャーミン・ストリート(Jermyn Street)。この通りを歩くと目に留まるのが、シガー（cigar：葉巻）専門店です。35番地にあるDavidoff of Londonは常時200種類以上をそろえる老舗中の老舗、50番地にあるAlfred Dunhillも、今でこそ紳士服ブランドとして有名ですが、もともとはシガー専門店でした。店内には今でも湿度・温度を最適な状態に保ったシガー・セラーがあり、300人あまりの顧客がそれぞれ専用ロッカーを持ち、シガーを保管しているそうです。

また、伝統的な会員制クラブ（gentlemans club）には、必ず葉巻用の部屋があり、シガーの銘柄について、多少のうんちくを語れるのも、上流階級の男性のたしなみの一つだったそうですよ。

ロンドンのお出かけ事情が激変！

今までは、イギリスの典型的なパブときいて連想するのは、ちょっと薄暗くてタバコの煙がモクモク……というイメージでした。そしてクラビングといえば、煙の立ち込めたダンスフロアで、火のついたタバコを振り回しながら踊る人たちを避けて……というのがお約束。

でも来年の7月1日からは、そんなロンドンでのお出かけ事情が劇的に変わります。詳細は次のページに。