最近のお年玉は
お年玉袋選びも重要!?
新年を祝うのは万国共通。子どもの頃はお年玉がもらえるのが楽しみでした |
そのお年玉袋ですが、私たちが子どもの頃は、シンプルなデザインのお年玉袋(ポチ袋)が主流でした。しかし、最近ではキャラクターものやお洒落なデザインのものなど、種類も豊富になっているようです。選ぶほうももらうほうも、お年玉袋自体が楽しみになりつつあるというわけですね(もちろん中身も楽しみ!)。
旧正月の利是袋は
おめでたい縁起物!
伝統的なデザインのものからキャラクターの入ったものなど、香港のお年玉袋も年々バラエティ豊かになってきています |
ちなみに香港ではお年玉のことを「利是(ライシー)」と呼びますが、日本のお年玉とはちょっと違う点があるのをご存じでしょうか? それは、お年玉をもらえるのが子どもだけではないという点。香港では、子どもだけでなく、自分が日ごろお世話になっている人々、たとえばレストランのスタッフやマンションの管理人、部下などにもお年玉を配る習慣があるのです。
「福」や「喜喜(ダブルハピネス)」といった縁起の良い文字が入った袋が好まれます |
そのデザインをよく見ると、赤や金の地色に、「福」「喜喜(Wハピネス)」などのおめでたい文字がプリントされたものと、「梁」「黄」「李」「周」といった、中国人の苗字がプリントされたものが見られます。これは、自分の苗字がプリントされた利是袋でお年玉を配るという、わかりやすい方法。一般的な中国の苗字はだいたい商品化されていますが、珍しい苗字、または気に入った袋に自分の名前を印刷したい場合は、オーダーメイドを希望する人もいます。
せっかく香港に来たのなら、こんなお年玉袋をお土産にいかが!?>>