右も左も金ピカ！ 香港に現われた黄金宮殿(2ページ目)

細部までこだわった宮殿内部
最後はモデル気分で記念撮影

ゴールドの装飾が施されたリビングソファとテーブル。これぐらいなら（？）ちょっとお金持ちの家に行ったら見かけそうな気もしますが――

カメラマンと一緒に、さらに宮殿の中へ。そこには金色のダイニングテーブルと、スプーンひとつに至るまで金でできたデコレーションが待ち受けていました。さらにオフィステーブル、化粧台、リビングルームなどなど、どれもこれも金ピカ一色。

――お皿、フォーク、ナイフ、エッグスタンドに至るまですべてゴールド製となると、さすがにいないかもしれませんね！

最後にカメラマンのお兄さんが、「せっかくだから1枚は自分も入りなさい」と言うので、それではと記念写真を撮ってもらうことに。首相会談などに出てきそうな豪華な金のソファに座り、パチリと１枚。「足を組んで」などとポーズまで指定されるのがおもしろくて、ちょっと病みつきに。他では撮ることのできない貴重な記念写真が撮れるので、これはこれでいい思い出になるでしょう（笑）。

さらに奥へ進むと
そこに待ち受けていたものは!?

この金の宮殿は、中国の漢武帝の故事をヒントにつくられたもので、愛妻家の漢武帝が妻のためにつくった金の宮殿をイメージしています。漢武帝にあやかって、家庭が安定し、幸せになることを願ってこのような金の宮殿をつくったのだとか。もちろん、これも集客作戦のひとつ。宮殿の奥に進むと、スポンサーのスイス・ホーン社の本業である、時計のショップが広がっていて、最後に来場者を待ち受けているというわけです。もちろん、買わなくても退場できるのでご安心を。

ゴールド一色のバスルーム。シャワーも金。こんなお風呂に入れたら、気持ちが良いことでしょう…

金の部屋を持つことで幸せになるかどうかは別にして、ほんのひととき、世俗を忘れてゴージャスな世界に身を置き、夢を見るのもいいかもしれません。ゴールドカラーに包まれていると、なんとなく運気もアップしたように感じられるから不思議。もし宝くじに当たったら、などと皮算用してみたくなるかも……？　話のネタに、一度出かけてみてはいかがですか？


※HK$ 1＝15.59円（2007年6月1日現在）

『スイス・ホーン・ゴールド・パレス』
アクセス：地下鉄チムサアチョイ駅からタクシーで約10分
住所：77 Pau chung St., To Kwa Wan, kowloon
営業時間：9：00～17：00 無休
TEL：852-2760-0707

【関連リンク】

観光/交通情報