香港/香港の観光・香港ディズニーランド

右も左も金ピカ! 香港に現われた黄金宮殿

香港人は派手なものが大好き。そんな香港市民の好奇心をわしづかみにする、新しい施設がお目見えしました。それは、上から下まで金ピカの“黄金宮殿”。文字通り“目のくらむ”黄金宮殿を早速ご案内しましょう!

執筆者:金澤 典子


金のトイレも上まわる
黄金宮殿があらわる!


数年前、香港で「金のトイレ」が話題になったのをご存知ですか? これは、ジュエリーの会社が自社ブランドをもっと知ってもらおうと、話題づくりのために金のトイレをショールームに設置したもの。目論見どおりマスコミに取り上げられ、日本でも話題になりました。その奇抜な映像から、記憶に新しい人もいることでしょう。

建物入口
普段観光客が訪れるような場所ではない下町に突然現われた“黄金の館”
そしてこのたび、さらに上をいくスポットが誕生。スイスの時計ブランド「スイス・ホーン(Swisshorn)」と、「恒豊金業科技有限公司」がコラボレートしてつくった『スイス・ホーン・ゴールド・パレス』がそれです。2.5トンの金、紙幣に換算して5億香港ドル相当(!)を使い、欧州の宮殿をイメージしてつくったもので、広さはなんと約650平方メートルにも及びます。

土瓜湾という古い下町に、それは突如登場しました。はたして、この黄金宮殿とはいったいどのようなものなのでしょうか。早速取材に行ってみました。

すべてが金、金、金!
目もくらむ黄金の世界


玄関
厳重にガードされた玄関を入ると…
黄金宮殿に入るには、まずエントランスに面したチケットカウンターで入場料(HK$25)を払わなければなりません。入場料を払い、いよいよ鉄のエントランスを開けると、もうそこからはいきなり黄金世界。入り口付近には、金のトイレとバス、そしてベッドがあり、まばゆいばかりの輝きを放っています。金のバスタブに入るのはどんな気分だろう……などと思わず想像してしまうほど。ほかにも、金のベッドフレームに金の絵画、金のランプとゴールドづくし。こんな寝室で寝たら、心配で眠れなくなりそうです。

館内
右も左も天井も金、金、金! とにかく金ピカ! 目がくらむ、とは、まさにこのことですね


さらに中に進むと、今度は黄金の馬車がお目見え。ここで写真を撮ろうとしたら、カメラを抱えたカメラマンが近づいてきて、「写真を撮るならHK$50だよ」と止められてしまいました。どうやら、宮殿の中ではカメラマンがインスタントカメラで記念写真を撮ってくれるシステムらしいのです(HK$20)。もし、自分でカメラを持ち込んだ場合は、カメラマンが5ポーズ HK$50で記念写真を撮ってくれるとのこと。そういうことならと、お金を払って撮影を依頼することに。カメラマンは私のリクエストどおり、希望のアングルをひとつひとつ確認しながら、宮殿の写真を撮ってくれました。


黄金の宮殿をさらに探検してみましょう!>>
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