香港/香港関連情報

オンナの勘が香港の街で冴えわたる!(3ページ目)

8/30~31、世界一の“お買い物名人”を決めるイベント「香港ショッパー・オブ・ザ・イヤー(SOY)」が香港で開催されました。日本を含む20カ国の“お買い物名人”が参加したこのイベントの一部始終をレポートします!

執筆者:金澤 典子

第3のタスクも難題!?
オンナの勘が目指した場所は!?


第3のタスクは、

[TASK 3]
Buy a souvenir representing Hong Kong(香港を象徴するお土産を購入せよ)


またまた、シンプルで、難しいテーマです。

日本を象徴するお土産は?と聞かれてパッと答えるのが難しいように、いろいろな人や物が集まる香港で、ひとつだけ品物を選ぶというのはかなり難しいことでしょう。まして、コンテストの審査員は香港人です。ありきたりのお土産で彼らの心をつかむことは至難の技に違いありません。
時刻はまもなく午後2時になろうかというところ。残り時間は4時間あり、幸いにも考える時間はまだたっぷり残されています。この難題に佐藤&宮谷ペアは、どのように立ち向かうのでしょうか?

しかし、第三の品物は、意外なほどあっさりと決まりました。

ディズニーランドに向かう電車の中で
ディズニーランドに向かう電車の中で。彼女たちが探しにいくものはなんでしょうか?
佐藤さんと宮谷さんは再び地下鉄に戻り、自信たっぷりの足取りで、空港方面に向かう電車に飛び乗りました。そしてシャンスイポーから4つめのライキン駅で東涌線に乗り換え。ライキン駅から約10分、ふたりはサニーベイ駅でまた電車を降り、再度別の路線に乗り換え。そして着いたのは、「迪士尼(ディズニーランド・リゾート)」駅でした。

ディズニーランドで見つけた
「香港を象徴する」お土産とは?


佐藤さんと宮谷さんが第三のタスクの品に選んだのは、香港ディズニーランドのスーベニア・ショップで売っている、クリスタル製の“ドラゴン”の置物でした。

ご存じのように、風水を重用する香港では、ドラゴン(龍)は最上級の存在。また香港ディズニーランドは、オープン日を風水で決めたり、オープン直前に風水的な理由で大改修を行なったほど、風水の影響を色濃く受けている場所です。そのような場所で買うドラゴンの置物は、まさに「香港を象徴する」グッズといえるでしょう。

クリスタルのドラゴン
クリスタルのドラゴン(HK$1000)をゲット!
香港ディズニーランドでクリスタルのドラゴンが売られていることは、日本のガイドブックにも載っていたので前から知っていたそうですが、それにしてもパッとここに来ることを決めた決断力はたいしたものです。風水の良い場所に来ると“気”の流れに自然に導かれることがあるそうですが、今日の彼女たちの行動を見ていると、本当に風水に導かれているのかも?と思ってしまいたくなるほど、冴えわたっています。


ショップの前で記念撮影
最後の1個に出会えたのは風水のおかげ? 残りはタスク1つとトレジャー・ハント1つ!
ゲートで入園チケットを購入してパーク内に入ると、目当てのショップ「クリスタル・アーツ」に急ぎます。
店内に入ったふたりは、すぐに目当てのクリスタルの龍を見つけました。ミッキーマウスのような黒くて丸い耳、赤いお腹、小さな腕と翼を広げて立ち上がる、雄々しいけれど、どこかかわいらしい雰囲気のドラゴンです。値段はHK$1000(約15000円)とそれなりですが、隣に並べられている一回り大きいドラゴンはHK$10000ですから、HK$1000でもとてもお買い得な気がします。

さっそく店員に購入したいと告げると、なんとラッキーなことに、これが最後の1個とのこと。うーん、これはいよいよ本当に風水の導きなのかも!?

二つめのトレジャーもゲット!
残るタスクは、あとひとつ!


香港ディズニーランドでは、もうひとつ、することがありました。
二つめのトレジャーハンティングのテーマ、「家族で訪れるべきアトラクション」のための撮影です。

「家族で訪れるべきアトラクション」と聞いて真っ先に浮かぶのは、ここ「香港ディズニーランド」か、香港島にある「オーシャンパーク」でしょう。ひねりがないといえばないのですが、あまり奇をてらうよりは、ここはストレートに勝負!
 
ということで、写真撮影の場所を探す佐藤さんと宮谷さん。やはり、パークのシンボルでもある「眠れる森の美女の城」の前がいいようです。しかし、ただお城をバックに写真をとるだけでは、あまりおもしろくありません。ふたりは、お城の前でちょうど記念写真を撮っていたファミリーに声をかけて、一緒に写ってもらうことに。
トレジャー・ハント2
おじいちゃん、おばあちゃんとそのお子さん、お孫さんたちでしょうか、総勢9名の大ファミリーに混ざってパシャリ
総勢9名のファミリーと、佐藤&宮谷さんペアの集合写真は、なかなか壮観。最近の日本では滅多に見ることのできない大家族に偶然出会え、こうして一緒に記念写真を撮れたことは、佐藤さんと宮谷さんにとっても良い思い出になったに違いありません。

時刻は、3時半。さあ、残るタスクは、いよいよあとひとつです。


日本チームは時間までにゴールすることができるでしょうか!? そして審査結果は!? 続きは後編で!>>


【関連リンク】
  • 香港政府観光局
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    ※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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