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【香港から行く日帰り旅】深センで中国茶 vol.1 龍井茶を買いに深センへ

香港でも買えますが、深センへ中国茶を買いに行くのも楽しい!というのも、中国各地の産地からの卸問屋が深センには集まっているからです。今回は龍井茶のお店を紹介します。

執筆者:矢澤 有紀子


香港でも買えますが、深センへ中国茶を買いに行くのも楽しい!

というのも、中国各地の産地からの卸問屋が深センには集まっているからです。今回は龍井茶のお店を紹介します。


INDEX
■茶葉世界への行き方/中国茶の買い方・・・1P
■ガイドおすすめ龍井堂・・・2P
■深セン注意事項・・・3P

茶葉世界への行き方
「茶葉世界」は深センで中国茶を買おうとする人が目指す、茶の卸問屋が集まっている場所です。

行き方ですが、まず深センへは、始発のホンハム駅からKCRで終点の羅湖駅まで行きます。羅湖駅の改札を出るとすぐにイミグレがあります。パスポートを忘れずに!中国のビザは14日以内の滞在だと免除なので、日帰りで深センに行くような場合、ビザは必要ありません。

香港側のイミグレ、中国側のイミグレを通過し、右側のほうへ進むと、すぐに羅湖商業城という建物があります。香港よりは若干安く買い物ができるということで人気のところですが、用がない場合は寄る必要はないでしょう。

その羅湖商業城の脇を進むと、目の前にシャングリラホテルがあります。ホテル前の道、建設路を3分ぐらい進むと、右手にマクドナルドがあります。

マクドナルドと大家楽(中華系ファーストフード店)の間の階段を登った2階が、お茶屋さんが大集合している「茶葉世界」です。大きな看板などがなく、わかりにくいのですが、マクドナルドまでたどり着ければ問題ありません。ちなみに3階はサウナ&マッサージのお店です。


中国茶の買い方
私の友人の中に、香港に来るたびに深センに中国茶を買いに行く人がいます。やはり深センで中国茶を買う魅力は、価格と選択肢の多さでしょうか。もちろん香港でも、いろんな中国茶の購入が可能ですが、いいものを求めると高くなりますし、例えば緑茶ですと香港ではあまり飲む人がいないのか、非常に選択肢が狭くなります。そこで、深センに行くと、選ぶのに迷ってしまうほどたくさんの緑茶に出会えるのです。

中国茶を買うときに使う単位をおぼえておきましょう。中国大陸では、1斤=10両=500gです(香港は、1斤=16両=600gと違う)。茶葉世界のお茶屋さんでは、1両=50gから茶葉を購入できます。緑茶ですと、1両でもいいのですが、鉄観音のような葉がまるまっている茶葉ですと、1両だとほんの少しだけになってしまうので、2両=100gぐらい買ったほうが楽しめます。

基本的に、茶葉世界では日本語や英語は通じません。ですが、どのお茶が飲みたいかということを筆談でもいいので伝えれば、大丈夫です。日本人のお客さんも増えていて、お店の方も対応に少しずつ慣れてきているようです。試飲は、いやな顔ひとつせずにたくさんさせてくれるので、必ず試飲して気に入った場合のみ購入しましょう。その際は上記の単位を使ってくださいね。気に入らない場合は買わなくても大丈夫。少量しか買わない観光客が何も買わなくても、問屋さんたちは困りませんから。

お金のやりとりは、お茶屋さんたちのほうで電卓を出してわかりやすくしてくれます。茶葉世界の中では、中国人民元と香港ドルの両方が使えるので、わざわざ香港ドルを中国人民元にする必要はありません(レートは、中国人民元1元=香港ドル1ドルになるので、香港ドルだと少しだけ損)。


⇒次のページでは今が旬の龍井茶のお店をご紹介!
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