香港/香港の通貨・物価・予算・両替

このお札は香港らしいのか、それとも果たして… 新・10ドル札流通開始!(2ページ目)

意表をつくデザインの、新・香港10ドル札が登場しました。一度はコインに置き換わったはずの小額紙幣がなぜいま、再登場なのか?実際の紙幣の紹介、そして周囲の意外な反応をお知らせします!

執筆者:岩野 睦

新紙幣登場に大注目!

2002年7月1日より、この紙幣は流通を開始させたはずでした。しかし、数週間前、僕が手にしたとき、地元の人々ですら「見せて見せて!」というくらい、流通が遅れていました。

さて、それでは

銀行で何度か確認して、ようやく手に入れることの出来たこの紙幣を皆様にご紹介します!



どうです?いままでの香港ドルをご存知の方だと、だいぶ、香港ドルっぽくないデザインだと思いませんか?すごくポップなデザイン。悪く言うとまるでおもちゃの「子供銀行」のように重厚さに欠ける紙幣と、冗談のような書体!

一応ハイテク紙幣です

でも、ちゃんと、透かしだってあります。香港特別行政区の花「ハナズオウ」、そして、すかすことによって、初めて龍の絵が完成します。これはデジカメで写しようがないので、是非皆様ご自身でご確認下さい!

偽造させないぞ、と気迫?

その他、蛍光特殊インクによる偽造防止策だってとられていて、まるで、今度は負けないとでも言いたげなほどイメージを一新した紙幣から意気込みが伝わってくるようです!

紙幣発行元は

この紙幣は今回、通例を破って香港政府が直接発券する紙幣です。そこで、このように斬新なデザインの紙幣が選ばれるというのも、なかなか可愛げのあることじゃないかと、僕が意見を述べると、そこにいた香港人ほぼ全員がなぜかいい顔をしませんでした。

★★さあ、なぜでしょう?★★(答えは次ページで)
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