監督ネイザン・クロサワが作品に込めた思いとは?
「ザ・ライド/ハワイアン・ビーチ・ストーリー」の監督・脚本・製作のすべてを手がけたのは、ホノルル出身のネイザン・クロサワ(42歳)。本来、古代ハワイアンが自然と一体化するためのものだった高貴な、精神的な究極の娯楽であるサーフィンをデューク・カハナモクの教えを通して、もう一度みんなに知ってもらいたいという考えから生まれた作品なのだそう。
「本当のハワイをテーマにすることが大切だった。アロハスピリットはいろいろな言い方で、異なる言語や文化で表現することが可能だと思う。でも、ハワイのストーリーとセッティングの中で表現された時こそ、その言葉は光るし、観る人も理解しやすいと思ったんだ。」と語る監督。
もちろん、音楽もハワイアンミュージックにこだわって選曲。ケアリイ・レイシェル、ケアヒヴァイ、タイマネ・ガードナーなど、彼らの美しい歌声や演奏が全編に渡って流れます。ここにも「映画を通してハワイの才能あるミュージシャンを紹介したい。」という監督の思いが込められているのです。
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