文章:森谷 雄(All About「ハワイ」旧ガイド)
冬を迎えて活気付くサーフィンの聖地「ノースショア」 |
そこで、サーフシーズンを迎えて活気付くノースの魅力と見どころを、ノースショア専門情報サイト「AD-NORTHSHORE」のハワイ事務局代表であり、ノース在住4年のユウコさんにお聞きしました。
冬になると町の空気がキリッ! と変わるんです
ガイド:ユウコさんは、ノースショア在住とのことですが、どちらにお住まいですか?
私が住んでいるのは、「ワイアルア」というところです。ワイアルアは、さとうきび工場が全盛だった頃、ノースショアで一番栄えた場所でした。今は閑静な住宅地となっていますが、その名残で数多くのプランテーションハウスが残っています。私の家もその1つで不動産屋に確認をしたら、なんと築120年! 驚きました。
ガイド:
古き良き時代のハワイが残るのんびりムードのノースショアですが、冬を迎えた町の様子を教えてください。
ユウコ:
冬になると町の空気が違うんです! ハリがあってピリピリしている感じ。それは、サーフィン大会が行われているからっていうのも大きな理由なんですが、夏のただただ暑い空気がキリっとした空気に変わるのが冬。
冬は、大波がビーチで砕けた時に発生する水しぶき(ロコたちは「エフカイ」といいます)が霧のように舞って遠くの景色が白くかすむんです。これをみると「あ~ 冬がきたな」って思います。
大波が押し寄せる冬のノースショア |
ユウコさんのシーズン一番の楽しみは、「パイプライン・マスターズ」
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