シーズン到来 ノースショア冬の魅力を聞く(4ページ目)

大波のノースショアで
ブギボーが楽しめる隠れ家ビーチ・ツアー

ガイド：
サーフィン大会観戦のほかに、冬ならではのノースショアの楽しみ方を教えてください。　

ユウコ：

ビーチ沿いに続く自転車専用道路をサイクリング！

私がお勧めなのは「バイクライド」！ ププケアからサンセットまで自転車・歩行者専用の道路があります。そこを自転車で走るのがとっても気持ちがいいんです。このシーズンならボードを片手に持ったサーファーたちも多くいますから、ロコのサーフイン文化も垣間見れておもしろいのではないでしょうか？　

あとは、この大波の時期に安全なポイントに連れて行ってくれて、ノースでブギボーが楽しめる「カメレオン・トラベル・クラブ」のツアーなんてイチオシです。冬のノースの海は、ホントに危険です。波がそれほど大きくなくても威力が大きいし、波打ち際で割れる波の力も半端ではありません。

そんな中、このツアーでは安全なポイントをガイド歴13年のベテラン、ロジャーが見つけ出し、そこでブギボーのレッスンを行います。冬のノースの海に入れるなんてホント素敵ですよ。

ガイド：
なるほど。冬の波は、強力ですからね。では、最後に、このシーズンにビーチを訪れる際のアドバイスをお願いします。

ユウコ：

冬のノースのビーチは、遊泳禁止サインに注意

残念ながら、このシーズンは、泳げる海があまりありません。波打ち際でパチャパチャ遊ぶのにも遊泳禁止のサインに注意をして、ライフガードのいるビーチ（ハレイワ、チャンズリーフ、ワイメア、エフカイ・ビーチパーク、サンセット・ビーチ）が好ましいと思います。

ロコたちも泳ぎに自信がある人、潮の流れが非常に強い海でも泳げる力を持っている人は泳ぎにいきますが、それ以外はビーチで日光浴を楽しむことが多いと思います。

必ず気をつけなくてはいけないことは、常に海に（波に）気をつけることです。私自身もこれをロコの方から教わったのですが、どんなに波が小さい日でも海に背中を向けて行動しないことです。波には突発性の波があって、今まで全然大きくなかったのに、いきなりその波だけ大きくなることがあります。そのときに海に背中を向けていたらあっという間に波に飲まれてしまいます。

数年前ですが、波がそれほど大きくなかった日、観光客5人組が海をバックに記念撮影をしようと思って並んだら、突如きた大波に襲われて命を奪われたという事件がありました。といえど、冬のノースのビーチはワクワクすることがたくさんです。大波を遠くから見るもの楽しいですし、ビーチで貝拾いをするのも楽しみの1つですよ。

ガイド：
ありがとうございました。


夏の穏やかなビーチが一変し、轟音とともに荒波が打ち寄せる冬のノースショア。そして、その波に挑むサーファーたち。野性的でエキサイティングな光景は、一見の価値ありです。さらに、ノースの魅力をもっと知りたい！という方は、今回お話をお聞きしたユウコさんが活躍するノース専門情報サイト「AD-NORTHSHORE」へ。彼女が発信する「コラム」も必見です。


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