知っておきたい保険、税金、オプション料金のこと
日本で予約せず、現地で借りたレンタカーの精算レシート。レンタル料が3日間で158.97ドル。それにチャイルドシート代、保険、税金226.05ドルをプラス。ほかにガソリン満タン返しの給油代が19.41ドルかかりました
また、上画像のように、日本から予約を入れず現地で借りた3日間の支払い額+ガソリン代と、日本で予約できる同クラスのフルセットプランの料金を比べると、日本から予約する方がリーズナブルという結果に。
保険や必要なオプション料金、税金がどれくらい含まれているかが、お得なプランのチェックポイント。まずは、それぞれの内容を知ることが大切です。レンタルプランに追加したい保険やオプションは、現地ハワイでの申し込み・支払いとなります。
レンタカー保険の種類と内容
レンタカーで思う存分ハワイを楽しむには、万一の備えとなる保険が必要
■LP:自動車損害賠償保険
すでにレンタカー料金に含まれている対人・対物保険。対人20,000ドル、対物10,000ドルなど保障額が少ないため、追加でSLIの加入は必須です。
■LDW(=CDW):車輌損害保障制度
事故、盗難等でレンタカーを破損した場合の修理費を免除してくれる制度。大きな事故のほか、擦ったり当て逃げされたりという場合にも有効です。料金は車種によって異なりますが、1日30ドルほどで大抵のプランに含まれています。
■SLI(=LSI):追加自動車損害賠償保険
LPの補償限度額をアップする保険。対人・対物の補償額が1,000,000ドルと大幅にアップするので必ず加入を。1日約14ドル。
■PAE(=PPP):搭乗者傷害保険、携行品保険
搭乗者傷害保険は、ドライバーや同乗者がケガをした際の治療費を一定限度まで負担してくれる保険。携行品保険は、車内の所持品(現金、クレジットカードは含まない)が盗難・破損した場合の保険で、契約者とその家族のみが有効。この2つの保険が1セットで、1日約7ドル。海外旅行保険やカード付帯保険の傷害保険、携行品特約でもカバーできるので、補償額、保険料などを比較してから加入を。
レンタカーのオプション料金
ホテルの駐車場代(ワイキキの相場25~55ドル/1日)もレンタル中に毎日発生するものなので、予算計上にお忘れなく
■25歳以下の運転者追加料金
21歳~25歳未満の運転者にかかる追加料金で、レンタカー会社やレンタルする車のクラスによって1日15~35ドル。
■追加運転者登録料
契約者の運転者以外にも運転者(25歳以上)がいる場合、1人につき1日約14ドル。
■乗り捨て料金
借りた営業所と異なる営業所に返却する場合に必要。ワイキキ~ダニエル・K・イノウエ空港間で約30ドル、ハワイ島コナ~ヒロ間約85ドルと区間設定があったり、エコノミークラス(車種)以外は無料だったりと、レンタカー会社により異なります。
■チャイルドシート、ブースターシート
1台につき、1日10ドル~。ハワイ州法では、チャイルドシートの着用が子どもの年齢・体格によって細かく定められているので要注意です。基本的に0~4歳未満がチャイルドシート、4歳~8歳未満がブースターシート(=ジュニアシート)。詳しい条件は、「ハワイの交通ルールとマナー」で紹介しています。日本からチャイルドシート等を持ち込む場合は、アメリカの安全基準(FMVSS)を通ったシートでなければなりません。
■カーナビ
日本語のカーナビを用意する会社もあり、レンタル料は1日17ドルほど。Wi-Fi環境があれば、「Googleマップ」で十分対応できます。
レンタカーにかかる税金
空港使用税がかかるものの、空港出発はなにかと便利
これらは、「らくらく」「こみこみ」といった各社のフルセットプランに含まれているので、特に、空港からの出発を計画している人は要チェック。また、現地でのやりとりや支払いが不安な人にも、すべて含まれたフルセットプランがおすすめです。
ダニエル・K・イノウエ国際空港からレンタルする際に知っておきたいこと
カー・レンタル・センターまでは個人用出口から徒歩5分ほど
小さなお子さん連れは、営業所が近いレンタカー会社なら返却時も便利。営業所が離れているレンタカー会社は、レンタル料金が比較的リーズナブルな印象です。
レンタカーの借り方・返し方、給油の仕方、ハワイならではの交通ルール・マナーなど、レンタカー関連情報は、こちらでチェック!>>>ハワイでレンタカー