映画「オーストラリア」のロケ地をめぐる！(3ページ目)

登場シーン2：サラがオーストラリアに初上陸する港（船のシーン）

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遥々イギリスからやってきた、レディ・サラ・アシュレイが、初めてオーストラリアに上陸したのは、この映画の中でこの後も何度となく登場するダーウィン。

この初上陸シーンで、サラは大型客船から小船に乗り換えてやってきますが、この船上のシーンは本当にダーウィン港で撮影されました。

オーストラリア北部に位置し、ノーザンテリトリーの首都でもあるダーウィンは、どことなくアジア・チックなムードも漂う海辺の街。それほど大きくはありませんが、映画と同じ時代は軍港としても機能し、ある程度発展していました。

現在も空港にオーストラリア軍の基地を併設するなど、この国にとっては昔から重要な北の要であり、当時からの建物もいくつか残されています。

そんなダーウィンでは、歴史的遺産としても価値の高い「ポリス・ステーション（1894年建設）」前や「ガバメント・ハウス（政府官邸）」でも撮影が行われました（※シーン8で紹介しているパーティー・シーンをダブル撮影）。

1870年代に建てられた美しい白亜の建物は、海を一望できるダーウィンの小高い場所に建っています。普段は一般公開されていませんが、外から見ることはできますし、年に4回ほど内部を一般公開しています。

2009年度の一般公開は、5月22日、23日と8月14日、15日となっています。詳しくは以下の公式サイトで。

▼Darwin Government House（英語）

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