あるものを見たり、触ったりすると幸せになれる…という伝説。
旅先にそうした幸運のシンボルがあると聞けば、できればその言い伝えにあやかりたい!と思いませんか? オーストラリアには幸運伝説を持つラッキーシンボルがいくつもあります。
今回はその中から、見るだけで、そして触るだけで幸せになれるという伝説を持つ2つのラッキーシンボルをご紹介します!
幸せの青い蝶ユリシス
◎遭遇できる場所: ケアンズ他のクイーンズランド州北部熱帯地域
見ると幸せになれると言われる幸運のシンボルの中で最もよく知られているのは、ケアンズなどの熱帯地区に生息する青い蝶『ユリシス』。日本名「オオルリアゲハ」です。
ユリシスの羽の持つ鮮やかな青色は、宝石のようにキラキラとした輝きを放ち、まさに伝説の蝶を髣髴とさせる美しさ!この幸せの蝶・ユリシスの伝説には、一般的に以下のように3段階あるとされています。
Lucky 1: 見ると幸せになれる
Lucky 2: 1日に3回見ると「お金持ち」になれる
Lucky 3: 肩など体にとまると、さらに幸福に!
たしかに、その青く輝く美しい姿はチラっと見かけただけでも「ラッキー♪」と思ってしまうほどキレイ!偶然目の前に美しいユリシスが現れたら、たった1回でも十分幸せな気分にさせてくれること間違いなしです。
以前の記事でご紹介したケアンスの「フレッカー・ボタニック・ガーデン」で、野生のユリシスが見られます!ゼヒ、探してみてください。
また、現地のアボリジニの人達に聞いたところ、ユリシスは日本の“榊(サカキ)”の花が好きだとか。「神様の木」として神社などのご神木にもなり、その語源は、神と人との境である「境木(さかき)」から、また「栄える木」という意味の「栄木(さかき)」が転じたとする説もあるサカキ。
そんな神々しくありがたい木に集う幸運の蝶…。これだけでも十分幸せになれそうな感じがしてきませんか?ケアンズ近郊では、9月頃が開花の季節です。
⇒次のページは、“触る”と幸運に、さらに独身者なら“結婚”できる、女性の場合は“赤ちゃん”ができちゃう?という効果バツグンの(?)ラッキーシンボルです!