≪INDEX≫
世界遺産の仲間入りをしたシドニーのシンボル「オペラハウス」
|
20世紀を代表する建築オペラハウス、世界遺産登録へ
これまでに登録された世界遺産の中では、年代的に最も新しい世界遺産となるシドニーのオペラハウス。オーストラリアにおいては17番目の世界遺産であり、メルボルンの『 王立博覧会ビルとカールトン公園 』に次ぐ、2つ目の文化遺産への登録となります。オペラハウスの登録カテゴリーは、文化遺産(i)
この文化遺産(i)の登録基準、重要性については以下の通り。
ユネスコ文化遺産への登録基準 by UNESCO世界遺産委員会 文化遺産(i) 人類の創造的才能を表す傑作である。 |
貝殻をイメージした白いタイルは スウェーデン製 |
シドニー・オペラハウスの概略
1956年に行われた公募によって、当時無名だったデンマーク人建築家ヨーン・ウッツォン/Joern Utzonのデザインが採用され、1959年に着工。1963年の完成を目指して工事が進められていたが、その複雑な形状・デザインのため予想以上の出費と工事の遅れが生じ、当初の予定を大幅に上回る10年後の1973年にようやく完成した。
シドニー湾に突き出した市内で最も風光明媚なベネロン・ポイントに位置し、ヨットの帆を想起させるユニークかつ独創的な外観で、シドニーのシンボルとして国民のみならず世界中の人々から愛されている。また、世界の新七不思議のひとつに推薦され、最終審査に残っている(決定は2007年7月7日)。
●建築期間 | :1959-1973年 |
●設計デザイン | :ヨーン・ウッツォン |
●高さ | :183m |
●構造 |
:建物面積=1.8ヘクタール(4.5エーカー)、表面に張られたタイル=105万6000枚 |
<アクセス>
サーキュラー・キー駅/フェリー・ターミナルから徒歩約4~5分。
Tel: (02) 9250 7111 ボックス・オフィスTel: (02) 9250 7777
公式サイト:シドニー・オペラハウス/Sydney Opera House(英語)
次のページでは、シドニーきっての観光スポットでもある新世界遺産・オペラハウスの知られざる裏側に迫ります!