今年3月25日より、日本に初就航した格安航空ジェットスター。サービスは必要なもののみ購入するスタイルのローコスト=格安国際線キャリアが日本に定着するのか?が、最も注目されています。
日本~シドニー間の約9時間、これまではエコノミーであっても付いていて当然と思っていた飲み物と食事、毛布や枕、そして映画などのエンターティメントといった機内サービスがないということに、どれほどの不便を感じるものなのか?
今回ガイドは、何のオプションも付けない状態=ローコスト・キャリアの基本運賃のみで予約、搭乗してみました!…とはいえ、パッケージ・ツアーでジェットスターを利用する場合、機内サービスはどうなっているのか?も気になるところ。こちらについてもチェックしてきました!
注目の機内サービス、飲み物編
ちょっと小さすぎる?ペットボトル入り飲料水
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まず、以前の記事にも書いたように、乗客1人につき1本のペットボトル入り飲料水が無料で支給されます。しかし、これが小さい…。シドニー発は250ml(こんな小さいの見たことない…)、関空発は280ml程度と、どちらも極小ボトルなので、せめて330mlくらいにはして欲しいところです。
さらに必要な場合は、機内にて500ml入りのペットボトルを購入することになります。その他の飲み物についても機内にて販売。ジュース、ソフトドリンク、コーヒー類は2~3豪ドル、アルコール飲料は5豪ドル程度ですが、種類はそれほど多くありません。
アルコールやホット・ドリンク以外なら持ち込みも可能ですが、液体物の空港内への持ち込みが規制されていますので、持ち込みたい場合は出国審査後、空港出発ターミナル内にて購入のこと。
注目の機内サービス、食事編
機内販売される飲み物や食事
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フライト中に提供される食事は、オンライン事前購入型の2回の食事+飲み物3,000円の他、機内でお弁当20豪ドルやライトミール(軽食)10豪ドル、サンドイッチ5~7豪ドル、スナック類(クッキーやポテトチップス等)2~3豪ドルなどが購入できるようになっています。
機内販売はすべて基本的に豪ドル建てですが、クレジットカードまたは日本円での支払いも可能のようです。
こうした食事や飲み物のサービスは、スタークラス(ビジネスクラスにあたる)には含まれています。また、パッケージツアーでジェットスターを利用する場合も、ほとんどのツアーにおいて含まれているようです。内容はどちらも、エコノミークラスで有料にて提供されるものと同じとか。
シドニー空港で購入したお寿司の詰め合わせ
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また、日本からオーストラリアへは夜遅いフライトなので、関西空港内で夕食を済ませ、出発ゲート付近の自販機にてお茶系とアイソトニック系飲料を購入。さすがに夜間フライトで300ml以下の水1本では不安でしたし、これらの飲み物は機内販売には用意されていません。
結局、シドニー発の便では、機内でビールとコーヒー、サンドイッチ、ポテトチップスなどを購入しましたが、関空発ではそれ以上何も必要と感じませんでした。機内販売は種類が限られているため、食べ物は好みのものを持ち込むのがいいかと思います。
その他の機内サービスには、エコノミーでも必ず利用できていた映画や音楽などのエンターティメントもあります。また、これまでは付いていて当然と思っていた毛布や枕も、ジェットスターでは別料金。これらのサービスがどのようになっているのか?については次のページで。