ヤラ・バレーの主なワイン
ヤラ・バレーを代表するワイナリー 「デ・ボリトリ」
|
オーストラリアの中でも比較的冷涼な気候のヤラ・バレーは、夏場の平均気温がボルドーやブルゴーニュよりもやや低めで、高低差のある急斜面にブドウ畑が広がっています。ブドウ造りに適した良質の土壌に恵まれ、様々な品種のブドウが栽培されていますが、主なものは以下の通り。
<白ワイン>
- Chardonnay/シャルドネ
- Sauvignon Blanc/ソヴィニヨン・ブラン
- Riesling/セミヨン
- Semillon/リースリング
<赤ワイン>
- Pinot Noir/ピノ・ノアール
- Cabernet Sauvignon/カベルネ・ソヴィニヨン
- Shiraz/シラー(ズ)
- Merlot/メルロー
個人的におすすめなのは、赤なら「ピノ・ノアール」「カベルネ・ソーヴィニヨン」、白なら「シャルドネ」。ヤラ・バレーのピノ・ノアールは、航空会社のファーストクラス等にも積載されるなど、世界的評価も高く、オーストラリア最高級ピノ・ノアールと言われるほど。
シャルドネは、非常にフルーティーでやや辛口が多く、瓶熟成期間が長いためかブランデーのように少々黄みが濃いのが特徴。ただ、ワイナリーによってコクや重さ(さらり度)がかなり異なっています。またブレンドものにも、「カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー」や「ソーヴィニヨン・ブランとセミヨン」等になかなか秀逸なものがあるので、ゆっくりと時間をかけてお気に入りワインを探してみてはいかが?