オーストラリア/オーストラリア関連情報

謎の巨人か?氷河期の人類の足跡大量発見!

オーストラリアで氷河期の人の足跡が大量に発見されました!中には身長2mの巨人のものまであり、地元では先住民族達の伝説に登場する謎の生物では?という噂も。古代ロマンたっぷりのニュースをお届けします!

執筆者:平野 美紀

今年も残りわずかとなりましたが、年末年始、古代ロマン&地球上のミステリーに思いを馳せてみませんか?
オーストラリアから、太古の人類を知る貴重な手がかりとなる大発見のニュースと“謎の巨人伝説”についてお伝えします!

氷河期に生きた古代人の足跡発見!

オーストラリアで457個もの氷河期の人の足跡発見!


オーストラリアで、約2万年前のものと見られる人類の足跡が大量に発見されました!

1万9000~2万3000年前=氷河期の足跡の化石が大量に発見されたのは、ニュー・サウス・ウェールズ州西部にあるマンゴ国立公園。シドニーの西(直線距離で)約700kmのところにある、世界遺産のひとつ『ウィランドラ湖群地域内』の一部であるマンゴ国立公園は、4億年前の湖底が剥き出しになったデザート(砂漠)地帯。これまでも、人類がオーストラリア大陸で生息し始めた4万5千年から6万年前の太古の時代を知る貴重な手がかりとなる化石類や、今では絶滅してしまった大型有袋類の化石等も出土していたところ。

調査に当たっているメルボルン大学教授の発表によると、この足跡の化石はオーストラリア最古、その数は457個にものぼり、1ヶ所から見つかったものとしては最多で、世界でも最大。小さな子供ものと見られる13cm程度の足跡から、大きなものでは靴のサイズ11=30cmのものまであり、推定身長約2メートルの人が時速20km程度で走ったとみられる形跡もくっきり!

マンゴ国立公園
現地の地盤は、もともと湖だったところが干上がって砂漠化した土地。当時は粘土質のぬかるみも多かったとみられ、炭酸カルシウムを含んだ粘土質の地盤に残された足跡が、ちょうど足型をとったかのように固く乾燥し、上から砂が覆っていたため、極めて良好な保存状態で残っていたのだとか。

人の足跡の他、大型鳥類エミューやカンガルーの足跡、やりが突き刺さった跡なども見られ、当時の狩猟生活の様子がうかがえる貴重な化石として、さらなる調査が続けられる予定だそうです。

2万年前の足跡発見=豪州南東部 …BIGLOBEニュースで写真が見られます。

>> 先住民アボリジニの間で語り継がれている謎の巨大獣人か?今回の発見でにわかに浮上する“謎の巨人伝説”をご紹介!

※このページで使用した足跡イラストは、「フリー素材 SPECIAL 7」さんからお借りしました。

 

 

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