オーストラリア/オーストラリア基本情報

海外個人自由旅行を成功させる5つのコツ(3ページ目)

オーストラリアは、初めての海外個人旅行に最適な国。そこで、お仕着せのツアーを卒業して、フレキシブルな個人旅行を成功させるための5つのコツをまとめてみました!予約がとり難いピーク時こそ、おすすめです。

執筆者:平野 美紀

メルボルン空港のタクシー

個人旅行最初の難関 空港からホテルまではどうする?

現地に着いたら係員がホテルまで送迎してくれるパッケージ・ツアーと決定的に違うのが、この到着後、自力でホテルまで行かねばならないということ。これこそ個人旅行の最初の難関かもしれません。ブリスベン空港からゴールドコーストなどへ足を伸ばそうという場合を除き、オーストラリアの空港はどこも市内中心部からさほど離れていないので、2人以上ならタクシーでも比較的割安。

タクシーの場合、道路の混雑状況にもよりますが、シドニーで10~15分程度、料金は現在初乗りA$2.80で空港から市内中心部まで約A$25程度(+A$2の空港チャージ、有料道路を通った場合はその料金A$4がかかります)。ケアンズはもっと近く、約5~10分 A$15程度、空港と中心地が一番離れているメルボルンなら、シャトルバス(片道A$15/往復A$24で、中心部まで約20分)が便利です。

もっと安く上げたいという場合、または1人旅なら、空港とホテル等の宿泊施設を結ぶシャトルバスも便利。シドニーの場合、主な目的別に路線が分かれており、乗客が集まったら出発。シドニー空港から市内中心部の宿泊施設まで、片道A$10、往復A$15で目的場所の玄関前まで連れて行ってくれます。ブリスベンやメルボルンの場合は、市内中心部でホテルのある目的地別のバスに乗り換え。

シドニー・エアポーター(英語)
メルボルン・スカイバス(英語)
ブリスベン・コーチトレイン(英語)
ケアンズ・コーチシャトル Tel/(07) 4031 3555

自分のにあったクレジットカードを

簡単英会話とクレジットカードは必須

さて、(4)の英会話の部分ですが、タクシーやバスに乗るにしても、ホテルにチェックインするにしても、何か必ず言葉を交わさなければなりません。大手チェーン系ホテルでは日本人または日本語スタッフがいるところも多いので、いよいよ困ったらお願いすることもできますが、タクシーやバス、郊外のホテルなどではそうはいきません。そこで、超簡単トラベル英会話を覚えておくのが◎。

〔タクシー、バスなどの場合〕
とりあえず目的地の名前+プリーズでOK!例えば「○○Hotel, please.」。それでもダメなら住所を書いたメモ(もちろん英語で記載のこと)を渡してしまえばOK。

〔ホテルのチェックイン・チェックアウトの場合〕
これも、「チェックイン(or チェックアウト)・プリーズ」でOK!

あとは、それぞれのシチュエーションに応じて様々なパターンが考えられますので、All Aboutトラベル英会話等である程度予習しておくのがベスト。でも、一番大事なのは、「何か起こったらどうしよう…」などと、あまり後ろ向きに考えずに、楽天的なオージーを見習って(?)「なんとかなるさ~」のノー天気感覚でいくのがいいかも?なんたって、ここは丸ごとノー天気な国(?)オーストラリアですから(笑)。

さて、最後(5)のクレジットカードですが、パッケージツアーの場合、さほど必要性を感じないかもしれませんが、個人で旅行している場合、身分証明にもなりますし、レンタカーを借りたい場合等になくてはならないもの。現地でオプショナル・ツアーに参加したい時にも、予約の際、必要になることもあります。今のクレジットカードには海外旅行傷害保険も付いていますので、是非忘れずに!

冒頭でも触れたように、オーストラリアは、これまでに海外個人手配旅行をしたことのない人が初めて体験する場所として、とてもいい条件が揃っている国だと思います。今まで躊躇していた人も、パッケージ・ツアーの料金が跳ね上がり、なかなか予約が取れないピーク・シーズンこそ、個人旅行で自由気ままに旅してみませんか?

注意)記事内でご紹介している料金等は、2005/11月現在のものです。

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急げ!年末年始ステイ大作戦2005 …年末年始のピーク時に個人手配で自由旅行をするための情報をまとました!
オーストラリアへの航空券やツアー、ホテル、国内の交通情報

【個人自由旅行におすすめのガイドブック】
地球の歩き方 「オーストラリア」
ロンリープラネット日本語版「オーストラリア」

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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