忘れられない風景に出会う場所へ!ローマから日帰りで

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崖の上に残る村チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ


ローマから北に、約100km。「死に行く町 La citta che muore」と呼ばれる小さな小さな村チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ。断崖絶壁の上にポツンと残された小さな村の住民は、たったの11名(ISTAT 2011)。さて、どんな村なのでしょう?

<目次>  

山の頂上に残された不思議な村の歴史

最寄駅は、ウンブリア州オルヴィエート。駅から車で約30分の距離にあるチヴィタ・ディ・バーニョレッジョの歴史は、周辺の町と同じく紀元前まで遡ります。

バーニョは、イタリア語で「お風呂」の意味がありますが、周囲は温泉が湧き出る火山地帯。古代ローマ帝国以前に繁栄したエトゥルスキによって創始され、中世時代には都市として栄えたものの、度重なる大地震によって1000年にも渡り町の崩壊が繰り返されました。
 
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相次ぐ地震により周囲の大地が崩落。残された部分は村として健在


最初の大地震は1349年。次いで、1695年6月11日。逃げ遅れた何人もの人々が家の下敷きになり亡くなった悲劇も。1764年の大地震では、唯一の道路が崩落。村の歴史と伝統を守ろうと考える数少ない人々を残し、重要な市政機関や宗教団体、裕福な村人たちは近隣に移住するなど人口流出は収まらず、1925年には650人だった人口も、今では十数名に(観光地化に伴い夏季期間のみ一時的に増加傾向)。

1990年以前は、残された老人たちと崩壊した家並みが物寂しく残る「死に行く町La citta che muore」(なんともシュールなネーミング!)でしたが、昨今、観光資源として注目を集め、観光スポットとしての人気が高まっています。
 

ローマから日帰りするならツアーが便利!

ローマから日帰りできるエリアにあり、日本語アシスタント付きのツアーなら半日でも訪れる事が可能です。

>>>半日で気軽に!天空の村チヴィタ見学とオルヴィエート散策
 
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最寄の町オルヴィエートの大聖堂


ローマテルミニ駅で待ち合わせ後、ローカル線でオルヴィエート駅へ向かい、和やかな田園風景を眺めながら、専用車で現地へ。村への唯一のアクセス手段”橋”の手前で下車したら、徒歩で橋を渡ります。細く急勾配の橋を渡る間、周囲に広がるパノラマに感動!さらに高所恐怖症なら、アトラクション気分も満載です。

橋を渡り切り、村への門をくぐれば、そこはおとぎの国。石造りの小さな家々が並ぶ素朴な村は、30分もあれば1周できてしまう大きさ。バールやカフェ、お土産やさんも見つかります。

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ後は再び専用車でオルヴィエートへ。旧市街で解散もしくはローマへ戻る事も可能です。
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