伝統「プンタレッレ」は、お店によって微妙に違う。
ローマの伝統野菜「プンタレッレ」。クルクルッと丸くなったシャキシャキ野菜にアンチョビソースがうまい具合に絡む |
ドレッシングはアンチョビ入りのスッパイ系ソースと決まっているのがローマスタイルで、どこのトラットリアに行っても見つかるメニューですが、どこの店でも「コレが家の味」的に微妙に味が違うのが「プンタレッレ」の妙でもあります。お店によってシャキシャキ感も違ったりするので面白い。
で、ダ・オイオのでありますが、ここのは、シャキシャキ感、ドレッシングの酸味が絶妙で「んが~おかわり~!」というくらいの後引き感。私がローマで最高峰と認定する「プンタレッレ」がいただけるわけです。他のお店の味もいろいろ食べ比べてみるのもプンタレッレの楽しみ方のひとつです。
ここのは、まあ、ひとつのトップクラスのプンタレッレということで…ホホホ。
気さくな家族経営の店は、非常に「うるさい」のです。
オーナーのオイオさん。こんな人が作ってるなんて、やっぱりなんだか美味しそうでしょ? |
ローマ下町テスタッチオ。「ローマのクオーレ(心)がここにある。」と言われるこの下町の雰囲気を存分に味わうことができる楽しいお店です。ちなみに、テスタッチオはA.S.ROMAファンの本拠地でもありますから、ラツィオファンの方はできるだけ控えめな態度が望ましいかもしれません(笑)。
ワインも気取っていいワインを頼む必要まったくなし。カステッリ・ロマーニから樽ごと持ってくるDella casa(デッラ・カーザ)ハウスワインをデカンタで頼んで、ガブガブワイワイ飲むのが似合っています。
では、思い出に残る楽しくて賑やかで、そして美味しいローマの食事をどうぞ!Buon Apetito!!
真冬以外はテラス席(正確には道に出されたテーブル席)がローマっぽくてオススメです |
Da Oio A Casa mia ダ・オイオ・ア・カーザ・ミーア
住:Via Galvani,43
電:06-5782680(夜は要予約)
営:12:30~15:00、19:30~23:30
休:祝・日
アクセス:地下鉄B線PIRAMIDEピラミデ駅から徒歩10分
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料理の他、おばあちゃん、お孫さんまでご出演頂きました。
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