第一ターミナルから早朝発つコリアン・エアー
ヨーロッパ便は新しい機材がローテーションされるとのことだけど… |
9:40発ってことは、2時間前チェックINって・・・7:20?!
都内ならなんとかなる時間ではありますが、遠方からだとちょっと厳しい。調べてみれば、都内の我が家からでも5時台の電車に乗らなければならず・・・。結局、成田前泊という軟弱なコースをとりました。
そして、7:20着になるようきっかりとホテルをチェックOUTし、空港に着いてみれば・・・チェックインカウンターの前に「コリアン・エアーのチェックインカウンターは、7:30にオープンします。」の張り紙。早朝の10分。死ぬほど大切なのに。事前にお知らせして欲しいもんデス。
さて、チェックインカウンターの行列にならび、いざチェックイン。
「前の方で通路側で。」「機材は新しい?」「ソウルでの乗り換えは簡単?」「個人モニターはついてる?」「映画は日本語もある?」「機内食はビビンバって本当?」早朝からおばさんモード全開の要求&質問攻めに対しても、始終笑顔で答えてくれる親切なコリアン地上スタッフ。「2階席でもいいですか?」「え?2階席?あんまり好きじゃないんだけど、なんでなんで?通路側の席が空いてないの?」「いえ、2階席はビジネスクラスになりますが、空いてますので・・・」と、あまりのうるささからか(いや、多分ダブルブッキングだと思うけど)、ステキな提案。「ラッキ~♪それって、成田ーソウルだけですか?ソウルー成田もビジネスにならない?!」と止まらない私に苦笑いで、「スミマセン」と誤ってくれたのでした。
その後、「あれ?おかしいなあ??」とつぶやきながら、カチカチとPCを打ち込み続ける地上スタッフ。しばらく黙って待っていましたが、「何かトラブルでも?!」と聞いてみると、「えーと、機材の種類が表示されないんです。個人モニターがあるかどうか確認できなくて・・・」「えー?!いいですよ、もう、そんなの。どうもありがとう。」と言うと、「ヨーロッパ便は新しい機材が導入されるローテーションになってるんですが、たまに古いのがまわってきちゃうこともあるんですよね・・・」といいながら、PCから目を離さないスタッフ。「いやいや、ホントにいいです。用意されたのに素直に乗りますから。」とさえぎり、チェックインカウンターを後にしました。はたと時計を見ると、20分以上も経過している・・・。・・・とても親切なコリアンの地上スタッフです。
薄暗い第一ターミナル(古くて今ひとつ明るい気分になれないターミナルなのです)からソウル・インチョン空港行きに乗り、2階席へ。「おはよございまーす」と軽やかな声で迎えてくれたのは、チェ・ジウ似のCA。かわいーなー。私の機内持ち込み用スーツケースに「預かりマース」と手を伸ばしたので、「あ、中にパソコン入ってるから気をつけてね。」と言うと、「パソコン、ダメ。預かれなーい。出して。」と言うので、「え~置くとこないもの。ダメ?」と言うと、「ダメ。お客様、ワタシが預かれるものキマッテマス。パソコン、ダメ。」と繰り返すので、「うーん、面倒くさいな~。」と思いつつ、カワイイ、チェ・ジウに言われちゃ仕方ない。デレデレとオヤジ気分で機上の人となったのでした。
ビジネスクラスの割りに食事はかなり普通。席はビジネスだけど、サービスはエコノミーなのかな、2階席は。と疑問も湧きましたが、CAがカワイイのでなんとなくウヤムヤ。日本語で見られる映画もたくさんあり、「ああ、これがローマ行きだったら!」と思いつつも、ゆったりしたシートでソウルまでの2時間半を満喫しました。
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