第一回目はジャンニ(左)とルカのお洒落ショップ「SUPER」を紹介。 |
ローマ帝国時代の遺跡にキリスト教の大本山バチカン市国、バロック芸術を代表するベルニーニの彫刻や噴水。ダイナミックな世界遺産や街を彩る美しい芸術的建造物に加えて、モードなショップやバーが揃って生まれ変わりつつあるローマ。もちろん、ちゃきちゃきのローマっ子気質をたっぷり感じさせてくれるトラットリアや職人系ショップも健在です。
観光スポットにプラスして、「それ以外」もググッと充実。
さらに面白くなりそうな永遠の都ローマ。
これからのローマ旅行で、行くべきスポットをご紹介しましょう!
ショップ編 その1 SUPER
ELEY KISHIMOTOやLTDなんかの靴もアリ。 |
ローマにまだ入っていなくて、若くて知名度の低いアーティスト・ブランドを中心に、ヨーロッパ中からセレクトする洋服、靴、小物、アクセサリー・・・etc。洋服ではイタリア発のブランドMIOやMARIOSなど、発掘系若手ブランドがレディス、メンズとも抑えてあり、雑貨では、最近、新宿伊勢丹で売られるようになったカプリ島発のフレグランス「カルトゥーシア」や、ミラノのコスメ「MADINA」なども。
ショップのあるMONTIは、ローマでもヴィンテージショップやこだわりのセレクトショップが多いエリア。ローマのモード系マスコミ関係者も多く出没します。目の肥えた人たちに向けて発信するSUPER。
ショップコンセプトに合うデザイン雑貨も。今のヨーロッパのモードをお持ち帰ってみては。 |
そんなわけで、50年代から70年代のヴィンテージ家具も置いてあるんですが、洋服系ヴィンテージは、「近くにいろいろあるからあえてやらない。」ってゆるさもローマっ子らしくていい感じ。「デザインがあって、質が高くて、値段が安い」ものがセレクトのコンセプト。ミッドセンチュリーなスタンドが150ユーロ、キッチュな70年代食器が5ユーロ、オルネッラ・ヴァノーニなど、マニアが喜ぶパッションのある時代のLPが5ユーロ~など、蚤の市並みのプライスも気負ってなくて、ステキ。最地下階の雑貨コーナーに、ヴィンテージと新しいものがミックスしてレイアウトしてあります。
カンティーナ風に階下に降りていく仕組み。バーパパパの家っぽ。 |
【データ】
SUPER スーパー
Piazza della Suburra
06-4544-8500
営:10:30~14:00、15:30~20:00
休:月曜AM、日曜(ただし、クリスマス期間中はオープン)
アクセス:地下鉄B線Cavour駅(Rebibbia方向行き)前