日本でプディングといえば、牛乳と卵とカラメルのものが代表的だ。それに対してアメリカでは何かと登場するのがライスプディング。レシピだけ見ているととてつもなく甘そう。今回、若者のファッションや遊びの中心となっているエリア、ノリータにあるNY初のライスプディングの専門店ライス・トゥ・リッチズ(RICE TO RICHES)へ行ってきた。
フレーバーもトッピングもお好みで
思った以上に男性客も来ている |
まずはアイスクリームを買うようにライスプディングのフレーバーを選ぶ。名前がユニークなので、ちょっとばかり戸惑う。なんてったってセックス・ドラッグズ・アンド・ロッキーロードなんてハードコアバンドみたいなのもあれば、ハニー・グラハム・フォー・ミスター・スミスなど意味不明なものも多いが、なんだか笑える。
そしてプディングを容器に入れてもらってからトッピングを選ぶ。エスプレッソとココアのシロップやココナッツなど。あまり甘いものをトッピングすると、日本人の味覚だとやりすぎ感が漂いそうだ。お値段は一番小さな容器でトッピングなしだと5ドル。
今回私は、コースト・トゥー・コースト・チーズケーキというのが無難そうだったので選んだ。食べてみると、思ったより甘くなくてイケる。ただしアメリカンサイズでアジア系の私たちには量が多いので、全部を一度に食べてしまうと胃のあたりがムカムカしそう。
それでもご安心あれ。プディングを入れてくれる容器には蓋があるから、お持ち帰りもアイスクリームのように溶けないから楽々!しかもオレンジや緑などのスケルトンでかわいい。スプーンもバターナイフがわりにできそう。家庭でも十分に使えるものである。
ライスプディングもクリスピークリームのドーナツのように日本でブームになるのか、楽しみだ。
【DATA】
入り口も食べ物やさんっぽくないつくり |
37 Spring Street
between Mott and Mulberry St,NY
PHONE:212-274-0008
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