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「ティファニーで朝食を」の舞台裏話(1)(2ページ目)

NYを舞台とした映画の名作といえばオードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」。意外な裏話や時代背景、ニューヨークのロケーションスポットをご紹介します。

執筆者:大原 朱理

ホリーとポールが住んでいたアパートは今もひっそりと佇む

ホリーのアパート
ホリーがこの階段を登っていくのが今でも目に浮かぶアッパーイーストにあるアパート
シーンの大部分を占めたホリーや彼女に惹かれていく、新人作家ポールのアパートはスタジオでの撮影でしたが、外観はアッパーイーストサイドの実在のアパートの前で撮影されました。今では超高級住宅街でホリーが住んでいたような小さなアパートでも一億円以上しますが、58年に原作が書かれた当時はアーティストなども多く住んでいました。ホリーのようにパーティ好きの女性にはぴったりのロケーションだったでしょう。

メトロポリタン美術館からも徒歩10分程で、今でも時折『ティファニーで朝食を』 の熱烈ファンや観光客が記念撮影しているのを見かけます。このアパートの前に立つと今でもホリーが階段を駆け上っていきそうな気がして不思議な気分になります。

住所 :169 East 71st St(Between Lexington & Third Ave.),New York, NY
地図Yahoo! Maps
アクセス :地下鉄6番線、"68th Street"下車。徒歩3分。

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