旅行前に知っておきたいニューヨークの治安

常に人がいっぱいのタイムズスクエアでは、スリに注意を!

常に人がいっぱいのタイムズスクエアでは、スリに注意を!

ニューヨークはエキサイティングな街だけど、どうしても犯罪のイメージがあって怖い……そんな風に思っている人、いるのではないでしょうか? 確かにギャング映画や犯罪映画が多く生まれた街だけに、その強烈なイメージは拭いにくいですよね。ですが、危なかったのも今は昔。ニューヨークは格段に安全になっているんですよ! とはいえ、備えあれば憂いなし。楽しい旅のために気をつけておきたい事柄を学びましょう。

ニューヨークは危険? それとも安全?

ギャング映画の名作「ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ」の舞台、ブルックリン

ギャング映画の名作「ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ」の舞台がブルックリン

ニューヨークは、1820年頃からマフィアが派生し、1950年代からマフィアとギャングが急成長を遂げるとともに、治安が悪化してきたといわれています。特に、1980年から1990年は、クラック・エピデミックといわれるコカインのブームが蔓延、ニューヨークの犯罪率はピークを迎えていました。

しかし、1990年から2004年までの間に、当時のジュリアーニ市長が効果的な犯罪対策を採用したことと、警官の増強により、現在のようなクリーンなイメージを取り戻したのです。今、ニューヨークでは1960年代以降、最も低い犯罪率を誇っているんですよ。ニューヨークの主要な観光エリアは、ほぼ安全、と言い切っていいほどです。夜更けに地下鉄を利用するなど、ほんの15年くらい前では考えられなかったほどですが、今では24時近くても多くのニューヨーカーが地下鉄に乗っています。観光で訪れるのであれば、自己管理を徹底している限り怖い思いをすることはほとんどありません。

ただし、どうしても観光客というのは狙われやすい存在ですので、深夜2時以降にひとりで地下鉄に乗ったり、歩いたりするのは避けたほうがベターです。

ちょっと気をつけたいエリア

日本とは異なり、経済格差がハッキリと現れているニューヨークでは、エリアによってその雰囲気がガラリと変わります。ハーレムやブルックリンのベッドスタイ、ブラウンズビルというエリアにある低所得者専用の集合住宅付近では、観光客がからまれたり、脅されたりということもあります。あまり観光客の人が行くエリアではないのですが、ヒップホップ音楽の起源ともいえるエリアだけに、コアな日本人ファンが訪れています。そんな場合はブランドバッグをさげていたり、財布の中身を路上でチェックするなど、相手を刺激しかねない行為は慎みましょう。

続けて、ニューヨークで実際に起きている犯罪と、被害にあった場合の対処法をあわせてご紹介します>>>ニューヨークの犯罪・対策
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。