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アメリカで日系の幼稚園へ入れる(前編)

アメリカの幼稚園って日本とどう違うのだろう?実際に長男デニスをアメリカで幼稚園に通わせてのレポート。

執筆者:溝口 弘恵


アメリカで幼稚園に通わせる

義務教育の前に、幼稚園へ通わせるのは、アメリカでもお金がかかる。それでも、アメリカでは、どこの親も教育のためか、2歳半くらいから幼稚園へ通わせることが多い。私も長男デニスを、幼稚園へ通わせることにした。

うちの場合は、双子が下にいるので、デニスの相手をあまりしてあげられないことが要因。子供たちが起きてる間は、本を読んであげる暇もない。

デニスは、2歳半にして、すでにアメリカの日系幼稚園、日本の保育園を経験。そして現在アメリカの幼稚園へ通っている。3つの幼稚園を体験しているのだ。ちょっと強引だけど、幼稚園のスペシャリストともいえる。

そうしたデニスの入園体験をもとにレポートする。

幼稚園の形態

さてアメリカの幼稚園は、まず3つに分かれている。

■キンダーガーデン
小学校に付属する幼稚園で、義務教育はここからはじまる。5歳または6歳から通う。

■プリスクール
義務教育(キンダーガーデン)の前の子供たちが通う学校。キンダーガーデンにあがる1年前の子供はプレキンダーガーテンと呼ばれ週3回登校、それよりも小さい子供はナーサリーと呼ばれ週2回というところが多い。

■デイケア
日本の託児所にあたる。9時から5時のところや7時から5時というところもある。両親が仕事を持っていたり、学校に通っている場合に利用する。
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