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アメリカン・エアーで働くミツコさんにインタビュー フライトアテンダント

日本ではスチュワーデスの経験のないミツコさんだったが、アメリカでフライトアテンダントとして働く。だが、そのトレーニングはドラマ「スチュワーデス物語」のように甘くない?!

執筆者:溝口 弘恵


NY在住で米航空最大手アメリカン・エアーで国際線のフライトアテンダントをしているミツコさんにインタビュー。ミツコさんは日本で知り合ったアメリカ人の男性と結婚し渡米したが、訳あって離婚。その後も日本へは戻らずオフィスにて働いていた。

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●日本でもスチュワーデスの経験のない彼女が、なぜフライトアテンダントに?

「9時~5時のデスクワークで、土日休みの給料もわりといい仕事をしていたけど飽きてきて、なにか仕事ないかなぁ~って友人と話してたら、フライトアテンダントなんていいんじゃない?結構、募集してたりするんだよねって、

まさか自分がなれるなんて思ってなくて、チャンスがあればなれるといいなぁ~って思ったけど、特別それに関して勉強してたわけでもなかった。じゃー面白いからトライしてみようかぐらいの気持ちだった。」


明るくて、パワーあふれる彼女は、オフィスでじーっとしてられないタイプなのかも。アメリカン・エアーの求人広告を見て、即トライしてみようと電話したミツコさん。(※注・・・アメリカの航空会社ではアメリカで合法的に働けるビザをすでに持っている人しか採用されない。)

「まずは電話で1次試験があって。募集広告に書かれてる電話番号に電話すると人間としゃべるのでなくコンピューターの応答で、一般的な質問に答える。その会話は録音される。その後、なんの連絡もこなかった。

3ヶ月以上もたってから、あぁ~もうダメだったかぁ~ってデスクワークに戻ってた。そしたら突然、仕事場に電話がかかってきて。『会社からエアーチケットも手配しておりますので、明日来てください!明日来れますか?』って。

心の準備もできてないけど、チャンスはつかむべきだし、行こうって決めた。」


チャンスをつかめる人っていうのは、決断も早い。どうしようかって、ぐにゅぐにゅ迷ってる人は永遠に迷って、やりたい事を果たせないまま人生を終えるのかもしれない。
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