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ボディコンに火をつけたデザイナーNYへ NYでデザイナーとして活躍(4ページ目)

日本にボディコン旋風を巻き起こしたデザイナー矢野よしみさんにインタビュー。没個性な日本から飛び出し、現在は自分らしさを生かして、ニューヨークを拠点に活躍中。

執筆者:溝口 弘恵

アメリカでビジネスをしていくなら?
「会社を立ち上げるのは、弁護士料、申請料など1000ドルくらいあれば、できてしまうから簡単なんですよ。資本金は1ドルからでOKですし。私のビジネスでは、事務所の日本人スタッフ以外、生地を買うショップ、縫製工場や、洋服を売るショップそしてトレード・ショーなどと日本人以外との交渉が100パーセント。縫製工場ではシンディーというチャイニーズの女性をビジネスパートナーとして信頼していて、長い付き合いです。

『きれいな洋服をつくらないと、時代にとり残されていく』という彼女の意思から、アメリカにある縫製工場には珍しく、きれいな縫製の洋服を創ってくれるんです。」

ここで矢野さんへのインタビューにて、とても驚かされた話。
「カモフラージュ・プリントが流行すると、戦争が起こるんですよ。不景気だと色がなくなる、世の中が元気だとカラフルなものが売れる。デザイナーは肌で時代(未来)を感じてるのかもしれないですね。パリコレなんかで、ほとんどのデザイナーが、同時にフリルのデザインを出してきたりすることもあるんです。もちろん他のデザイナーを意識してるわけではなく偶然。それって人間の気持ちがデザインに反映されているのか、デザインに同じ形として出てくるんです。」ちょっぴり怖くて、不思議な現象。デザイナーって未来を予知する力も持ってるってことなのかもしれない。確かに、デザイナーが時代の先端じゃないと、誰も流行にのれないな。

「今、世界に向けて私がやりたいこと。もちろん洋服が私の自己表現の場だから、自分がデザインしたTシャツで『世界平和』を訴えたい。私のTシャツの売り上げの一部をユニセフなどの寄付金にしていく。教育は大切ですよね、教育さえしっかりされていれば、戦争を起こすというリスクも少なくなるはずだと思うんです。」デザイナーというのは、お洋服さえ売れれば鼻高々なのかと思ってたが、世界に向けて訴えたい主張がデザインに含まれているとは、考えさせられた。

矢野さんは日本人だということをプライドにしているが、アメリカ人うけする絣や着物の生地をつかったデザインのものは作らないという。それは、自分のスタイルじゃないとのだとか。どこまでも自分らしさを重んじる矢野さん。デザイン・コンセプトはFuture(未来)でポジティブなチャレンジ精神をイメージしたもの。アクリルの透明感と、金属音のするようなシャープな洋服を作っていきたいそうだ。


矢野さんからNYニッチのサイトにてクリスマス・プレゼント

ニューヨークから矢野さんのデザインする服を、お取り寄せしたい方はEメールにて連絡してください。
YANO DESIGN STUDIO INC
e-mail : yyano27@earthlink.net
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