2.ウラ話続出!舞妓さんとおしゃべり |
「ようこそ、おいでやすぅ」と現われた、舞妓さんの名は、豆美(まめよし)さん。約1mの至近距離で見る舞妓さんの愛らしいこと! みんな緊張で“カチッ”と固まってしまいました。
私達の緊張をほぐすかのように、1人ずつお抹茶のサービスをしながら、おしゃべりする豆美さん。花街ウラ話も飛び出して、大いに盛上がりました。
みなさんにも、ちょっとだけ紹介しますね。
◆その1:舞妓さん直伝!お金が舞込む方法
舞妓さんがお客さんに渡す『千社札』。私もいただきました! 裏がシールになってます。
豆美さんいわく「舞妓だけに、これを財布に貼ったら『お金が舞込む』らしいどす。携帯電話に貼ったら『いい話が舞込む』のどすぇ」とのこと。
私も財布に入れよ~っと♪
(←コレが千社札)
◆その2:髪結いは自毛で、10日に1回
舞妓さんの髪型は、カツラじゃなく自毛で結うってこと、知ってました?!
「髪結いは10日に1回。その間は洗髪できないんどす。夏はさすがに5日に1回どすけど。湿気で髪が崩れるから、お風呂はゆっくり入れないんどす。夜も、時代劇に出てくるような、高い枕で寝てるんどすぇ」ですって。大変ですね……。
◆その3:12月のかんざしは、歌舞伎役者のサイン付き
舞妓さんのかんざしは、月によって変わるそうです。12月のかんざしは、南座の『吉例顔見世興行』をモチーフにしたもの。
南座正面に上がっている、まねき(歌舞伎役者の名前が書かれた看板)のように、坂東三津五郎さんら、役者さん直筆のサインが入ったかんざしでした。
他にも、仕事のこと、お休みの日のことなど、いっぱい話してくれた豆美さん。とっても気さくで、お話上手です。女性の私でさえ、話しているうちに彼女のことがどんどん可愛らしく感じてくるから不思議です。ましてや男性陣はメロメロ……。
そして、いよいよ京舞の披露です!
【3ページ目】「京舞・記念写真タイム」「『舞妓花の席』申込み方法」について