沖縄の観光・旅行/沖縄のグルメ

ナイチャー(本土の人)のお気に入りはどの泡盛? 遊び心で選んだ泡盛ベスト3発表(2ページ目)

泡盛に対する評価は「大好き」派と「苦手」派にクッキリ分かれます。その原因は自分に合う泡盛を飲んだことがあるかないかに過ぎないのでは? お気軽価格の泡盛で試飲コンテストを実施してみました。

執筆者:鈴木 雅子

ノミネート泡盛と酒造所の紹介

ノミネートと言うとカッコいいけど、要は私がテキトーに買ってきた泡盛です。とりあえず、この中からお気に入りを選んでくださいと提案いたしました。いずれも千円以内で気軽に買える値段のものばかりです。

<注>2~3ページで使用した写真はノミネート泡盛ではなく、各酒造所の自慢製品です。

商品名 美しきふるさと(20度)
酒造所 今帰仁酒造所

沖縄本島の北部,本部半島の北東部に位置する今帰仁村にあります。昔ながらの伝統の味を大切にしつつも、マイルドな泡盛の開発など、時代に応じた嗜好変化にあわせて商品の多様化を図っています。

商品には「美しきふるさと」のほかに「百年の夢」や「千年の響き」、古酒「王朝乃邦」などがあります。

・今帰仁酒造所 今帰仁村字仲宗根500 電話0980・56・2611


商品名 プレンド熟成古酒「松藤」(25度)
酒造所 崎山酒造廠

明治38年に首里赤田で創業された崎山酒造は、第二次対戦によって工場が崩壊しましたが、戦後、アメリカ政府の要請を受けて金武町で官営の酒造所となり、その後民営化されて現在に至ります。

代表的な銘柄「松藤」は沖縄本島では珍しい恩納岳から湧き出る軟水の自然水によって仕込まれており「水で割るにはもったいない酒」と多くのファンに愛されています。

・崎山酒造廠 金武町字伊芸751 電話098・968・2417


商品名 本場泡盛「かりゆし」(30度)
酒造所 新里酒造

最も古い酒造所といわれているのが新里酒造です。伝統的な味わいと香りを大切にしながらも時代にマッチした優しい味わいの泡盛作りにも力を注いでいます。現在は沖縄市で作られています。

新里酒造の泡盛の特長は、モロミを低温発酵させるということにあります。そのモロミを単式蒸留と低音蒸留という2種類の蒸留法でブレンドし、オリジナルの味を引き出しています。

・新里酒造 沖縄市字古謝864-1 電話098・939・5050


商品名 清冽仕込み「はんたばる」(30度)
酒造所 泰石酒造

「甲乙ブレンド泡盛」を造る唯一の酒造所であり、また、日本最南端の清酒「黎明」も製造しているのが具志川市の泰石酒造です。

主力商品の「はんたばる」は二日酔いの元となるフーゼル油やメタノールを一切取り除いた甲類をブレンドした健康酒で、喉ごしの良さが特徴です。カクテルや梅酒のベース酒としても愛用されています。

・泰石酒造 具志川市平良川90 電話098・973・3211

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