函館の観光・旅行/函館の観光スポット

早春の函館とっておきの旅(2ページ目)

3月のおすすめの旅先は【函館】。冬の観光客が一段落し、ホテルもJR運賃もお得なこの時期は、ゆったり街歩きするには最適。港町ならではの美味もご紹介しますよ。

執筆者:小西 由稀

■■ お腹がすいたら・・・

【中島廉売】(朝市ネットワークサービスより)
函館には市場はたくさんありますが、ここは市民の台所。露店形式でいろいろなお店が軒を連ねています。廉売という名の通り、魚介類が安い! ちょうど今は冬と春の魚介類が揃っているので、カニ、シマエビ、ウニ、ゴッコ、メヌキなどなど魚種が豊富。地方発送してくれるお店がほとんどなので、お土産探しにはぜひのぞいてみてください。

廉売のオススメ店は紺地鮮魚店。あまり混んでいない時間帯なら、気に入った魚介類をサービスでお刺身に捌いてくれるので、ホテルに持ち帰って食べるのもいいですね。取材時はマフグが1匹500円前後で売っていたんですよ。北海道でもフグが獲れるって知ってました?! 食感はトラフグと差異はないのに、ワンコインで味わえる庶民の贅沢。あ~幸せ。これから夏にかけ、フグの値段はまだまだ下がるようですよ!
函館市中島町22・7中島廉売内/TEL0138・51・4685/行くなら午後が狙い目/日曜休

【プチ・ペーシュ】
北海道最南端の松前町(函館の近くです)で揚がる鮮魚を、フランス料理で楽しめるお店。オーナーシェフの福井さんの実家は松前町の漁師。魚の目利き&扱いはお手のもの。毎日漁港から直送される魚介類を使ったコースは3000円~。アラカルトのおすすめは、アワビとホタテのポアレ(2800円)。エゾアワビを3時間コトコト煮込んでから焼いているので、驚くほどやわらか。入れ歯の方でも噛み切れるほど。
函館市東雲町15・6/TEL0138・27・2715/ランチ11:00~14:00、ディナー17:00~21:00/火曜休

【道南食堂】
朝市で朝ご飯を食べるなら、ココへ。毎日午前1時から仕込むというおかずは30~40種類。脂のりのりで軽くスモークした鮭のハラスは、ご飯がガンガン進むおいしさ。焼き岩のりたっぷりのお味噌汁、厚焼き卵も要チェック。魚介類をたっぷり食べたい人には、ミックス丼(2100円)をどうぞ。ウニ、ホタテ、カニ、イクラがご飯が見えないほどのっています。少し小さめのお丼なので、朝にはぴったりのサイズ。店内には来店した芸能人の写真がいっぱい。社長の松居さんがつけた一言コメントが笑いを誘うので、こちらも注目を。
函館駅前の朝市内(奥のほうです)/TEL0138・22・3056/5:00~13:00/水曜休


■■ 3月に泊まるなら・・・

【ホテルニューハコダテ】
昭和7年に建築された富士銀行を改修した、重厚感ある石造りのホテル。最初の改修を造船技師が手がけたこともあり、館内には船をイメージさせるアイテムがいろいろと飾られています。ここでのオススメは、ダブルルームの302号室。窓から見える、元町教会群のライトアップがとてもキレイ! 窓は小さめですが、狭い視界だからこそのロマンチックな風景。ロープウエイの赤いランプが行き来したり、闇に函館山が浮かんでいたりと、こんな風に元町を眺められるのは、多分ここだけ。ぜひ、部屋指定で宿泊してみてください。
今ならシングル5000円、ダブル9000円、ツイン1万2000円と、とってもお得ですよ。

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今回の旅は、ガイド小西が案内役を務めるHBC北海道放送の朝の情報番組【朝ビタTV】の旅コーナーで取材(3月1日放送分)したものです。今のところ、毎月第1金曜日に出演中。よろしければ見てくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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