航空券/航空券の基本情報

液体物の免税品、乗り継ぎの場合は特に注意(2ページ目)

国際線利用の際に、液体物の機内持ち込みが制限されてますが、日本の空港では制限エリア内の免税店で一定の条件で購入することが可能です。特に乗り継ぎがある人は必見です。

執筆者:鳥海 高太朗

アメリカ線では乗り継ぎ都市で預けることが可能

サンフランシスコ空港
アメリカでは国際線で最初に到着した空港で全ての預け荷物を一旦受け取る方式が採用されています(写真はサンフランシスコ空港の免税店)
アメリカ線については乗り継ぎがある場合でも、次の方法で日本の空港や機内の免税品の購入が可能です。

アメリカに到着する便では、乗り継ぎの有無に関わらず、国際線で到着した全ての乗客がアメリカ合衆国の入国審査・税関を通過する必要があります。日本の空港で預けた荷物は入国審査後に一旦ターンテーブルでピックアップ(引き取り)し、税関検査を済ませた後に、再度預ける方式になっています。

つまり、税関検査終了後に日本の空港免税店や機内免税品販売で購入した液体物をスーツケースに入れてから、乗り継ぎカウンターで再度預けることが可能という訳です。


乗り継ぎ時間に余裕があれば一旦入国して荷物を引き取る

香港国際空港
海外で乗り継ぎの際には最終の乗り継ぎ空港の免税店で購入することが可能です(写真は香港国際空港)
アメリカ線及び乗り継ぎ地の空港で入国の為に全員が荷物を引き取る必要がある場合などを除き、原則、日本の空港免税店や機内免税品販売(例外あり)での購入ができませんが、乗り継ぎ時間を相当空いている場合には、一旦乗り継ぎ地で入国をして荷物を引き取りをして、再度チェックインをして預ける方法もあります。

その場合、日本の空港でチェックインをする際に、乗り継ぎ地までのチェックインにする必要があります。くれぐれもスルーチェックインをしないようにお気をつけください。但し、遅延などの場合で乗り継ぎ時間がなくなる場合のリスクや入国審査の手間がかかることなどを頭に入れておく必要があります。乗り継ぎ地によっては、あまりおすすめできない場合もあります。


成田空港第1ターミナル
不明点は免税店の店員や利用される航空会社の係員にお尋ねください(写真は成田空港第1ターミナル南ウイング)
今回は液体物の免税品について取り上げましたが、意外と液体物の持ち込みが禁止されて以来困っている人が多いのがペットボトル。もちろん日本の空港の保安検査場の手前で購入したペットボトルの持ち込みは不可ですが、出国審査後の売店などで購入したペットボトルの持ち込みは可能です。ガイドもペットボトルの飲み物を出国審査後の売店でよく購入しています。

不明点につきましては、免税店や売店の店員もしくはご利用される航空会社の係員などにお尋ねください。


【関連リンク】
全日空(ANA) 機内持ち込み手荷物の制限について
日本航空(JAL) 航空機内への液体物持込み制限について
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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