スケジュール検索などに重宝する空港コード

海外への空の玄関口である成田空港の空港コードはNRTです。

全ての空港に3桁（英数字）の都市・空港コードが付与されているのかご存知ですか？おそらく、NRT（成田）、LAX（ロサンゼルス）などと聞けば、聞いたことがある人も多いと思います。3桁の空港コードがわかれば、名前を聞いたことがないような海外の都市へ行く場合にも、定期便が就航している限り、航空会社や旅行会社、オンライン予約サイトなどでその都市へのフライトを検索することができます。

2ページ目以降に主な都市の都市・空港コードをまとめてみました。

【INDEX】
■日本の空港コード（2ページ目）
■アジア、オセアニア・ハワイ・グアム・サイパンの空港コード（3ページ目）
■北米・中南米、ヨーロッパ・中東の空港コード（4ページ目）

様々な場面で役立つ

ANA国際線ホームページでは一覧から空港を選ぶだけでなく、空港コードの入力でも検索が可能です。

都市・空港コードは、飛行機（特に国際線）を利用する上で何かと便利で、特に個人旅行をする人ほど、知っていて損はないと思います。例えば、出発前に航空会社のホームページや航空券オンライン予約サイトなどからスケジュール検索や空席紹介、運賃などをインターネットを活用して自分自身で調べるときなどに空港コードがわかると、スムーズに検索を行うことができます。

また、空港で手荷物を預ける際に付けられるタグについても原則、3術の空港コードが印字されているのにお気づきですか？タグ及びタグの控えには、最終目的地（乗り継ぎがある場合には乗り継ぎ地の空港コードも）が印字されております。

1つの都市に複数の空港があるケースの場合

ニューヨークのジョンFケネディー空港（JFK）のターミナル6（ジェットブルーが発着）。同一都市に複数の空港がある場合には注意

冒頭でも触れましたが、全ての空港に都市コードと空港コードが付与されていると書きましたが、都市コードと空港コードの違いは、1都市に2つ以上の空港がある際に都市を表すコードとして都市コード、各空港を表すコードとして空港コードがあります。1都市に1つしか空港がない場合には、基本的に都市コードと空港コードは同じです。

1つの都市に2つ以上の空港がある例として、東京TYO（成田NRT、羽田HND）、大阪OSA（関西KIX、伊丹ITM、神戸UKB）、ソウルSEL（仁川ICN、金浦GMP）、上海SHA（浦東PVG、虹橋SHA）、ニューヨークNYC（ジョンFケネディーJFK、ニューアークEWR、ラガーディアLGA）、ロンドンLON（ヒースローLHR、ガトウィックLGWなど）、パリPAR（シャルル・ド・ゴールCDG、オルリーORY）などがあります。

航空会社のサイトやオンライン予約サイトでスケジュールや空席照会をする場合には、都市コードで検索をすると対象となる空港を結ぶ便が全て表示されます。例えば、TYO（東京）=SEL（ソウル）で検索をすると、成田＝ソウル（仁川）・羽田＝ソウル（金浦）の両方のフライトが表示されます。

なおインターネットのサイトによっては、空港コードで入力しないと表示されないケースもあるので、空港コードがわかっている場合には、空港コードで検索することをおすすめします。


次のページでは、国際線が発着する日本の空港の空港コードを紹介します。