事前予約ができるのは「スーパーシートプレミアム運賃」「スーパーシートプレミアム特割」
成田=伊丹線でファーストクラスシート体験ができる、普段はANA北米線に投入されている最新機材777-300ER型機。(写真提供:アッパークラス体験記) |
事前予約で「スーパーシートプレミアム」を利用するには、出発直前まで予約が可能で変更も自由に出来る「スーパーシートプレミアム運賃」、7日前までの予約・購入が必要で購入後の便変更ができない「スーパーシートプレミアム特割」があります。更には、株主優待券の利用についても「スーパーシートプレミアム」の事前予約が可能です。また国際線からのファーストクラスの通し運賃の場合は追加料金なしで乗ることができます。
「スーパーシートプレミアム特割」なら片道19,500円
シートテレビは15インチの大きさを誇ります。残念ながら国内線ではシートテレビサービスは利用できません。(写真提供:アッパークラス体験記) |
株主優待券利用もおすすめ
「スーパーシートプレミアム特割」が満席の場合や多客期で「スーパーシートプレミアム特割」の設定自体がない期間は、株主優待券での利用がお得です。予約枠についても「スーパーシートプレミアム運賃」と同じ予約枠となるので、座席が確保しやすいメリットもあります。株主優待券のルールについては2006年12月掲載のガイド記事でも取り上げてますが、株主優待券1枚で普通席の片道運賃から50%引きで普通席が利用できる仕組みです。50%引きの運賃に5,000円の追加料金を払うことで「スーパーシートプレミアム」が事前予約できます。例えばチケットショップで7,000円で株主優待券を購入した場合、以下のようになります。■ANAの成田=伊丹線を、チケットショップにて7,000円で購入した株主優待券を使って「スーパーシートプレミアム」を利用する場合
合計22,000円となり、25,000円の「スーパーシートプレミアム運賃」に比べ、3,000円安く利用することができます。
当日空席があれば、どの運賃でも5,000円の追加料金で利用可能
「スーパーシートプレミアム」は当日空港で空席があれば、全ての運賃で5,000円の追加料金で利用できます。マイルで交換した特典航空券、団体航空券を含め、運賃の種別は問わず、空席があれば利用できます。例えば海外から成田に到着して、乗り継ぎとして成田=伊丹線を利用する場合で、長時間のフライトで疲れている時などに利用される人もおります。また、伊丹発成田行きに搭乗して、その後海外へ乗り継ぎされる場合で、旅のスタートとして、最初のフライトを贅沢にファーストクラスのシートを選ぶ人もいます。
今回の記事の情報は2007年1月現在の情報です。国際線機材ボーイング777-300ER型機での成田=伊丹線(ANA2179、2176便)ファーストクラスシート体験は、2007年3月後半までの運航が決まっております。2007年4月以降については記事執筆段階(2007年1月12日現在)では未定となっております。また、使用機材の到着遅れ、整備などにより機材が変更されること(国際線機材でない場合もあり)もありますが、当方ではその場合の責任は一切負えないことをご了解の上、ご利用ください。
【関連リンク】
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ANA国際線「ファーストクラス」
【写真協力】
アッパークラス体験記