航空券/航空券関連情報

年末年始は株主優待券でお得に国内線を使う(2ページ目)

年末年始、国内線を少しでも安く利用したいと思っている人におすすめなのが航空会社発行の株主優待券。株主でなくてもチケットショップで入手可能な株主優待券の仕組み&どのぐらいお得になるのかを検証します。

執筆者:鳥海 高太朗

どのくらいお得なの?

札幌・時計台
札幌・時計台。冬の北海道は、スキーやスノボー、グルメなどの楽しみが一杯です。
株主優待券を利用した場合のシミュレーションをしてみたいと思います。冒頭で紹介したJAL株主優待券を使っての年末年始の羽田=新千歳線を例にしてみます。

JALの羽田=新千歳線を、チケットショップにて8,000円で購入した株主優待券を使った場合
  • 普通運賃31,700円の50%引き、15,850円(航空会社に支払う)

  • 羽田空港旅客施設使用料、100円(航空会社に支払う)

  • チケットショップで買った株主優待券、8,000円(チケットショップに支払う)

  • 合計23,950円で購入できます。

    多客期の普通運賃の片道は、31,800円(羽田空港旅客施設使用料100円込み)なので、片道あたり、7,850円安く買えます。

    現在、JAL・ANA共にウェブサイトからの予約も可能になりました。航空会社によって、予約の方法や購入までの流れが異なりますので、ウェブサイトに掲載されている説明を必ずお読みください。また電話での予約も可能です。通常、予約日から3日以内に航空券の購入が必要ですが、株主優待券を利用する場合は、予約日にかかわらず、便出発の20分前まで購入が可能になっています。


    ANA「スーパーシートプレミアム」も株主優待券なら事前予約可能

    スーパーシートプレミアム
    ANA「スーパーシートプレミアム」の食事の一例
    ANA国内線の上級クラス「スーパーシートプレミアム」。当日出発空港で空席があれば5,000円の追加料金で利用できますが、事前に予約をする場合は専用運賃「スーパーシートプレミアム運賃」もしくは7日前までに購入が必要な「スーパーシートプレミアム特割」の購入が必要であるとANA時刻表に記載されてますが、株主優待券利用の場合も事前予約が可能になっています。

    運賃の計算は、普通席の株主優待券利用の運賃+5,000円となります。区間によっては、株主優待券を使った方がいつでも「スーパーシートプレミアム」をお得に利用できる場合もあります。

    ANAの羽田=福岡線を、チケットショップにて10,000円で購入した株主優待券を使って「スーパーシートプレミアム」を利用する場合
  • 普通運賃34,700円の50%引き、17,350円(航空会社に支払う)

  • 「スーパーシートプレミアム」追加料金、5,000円(航空会社に支払う)

  • 羽田空港旅客施設使用料、100円(航空会社に支払う)

  • チケットショップで買った株主優待券、10,000円(チケットショップに支払う)

  • 合計32,450円で購入できます。

    多客期の羽田=福岡線の「スーパーシートプレミアム運賃」は39,800円(羽田空港旅客施設使用料100円を含む)なので、片道あたり、7,350円安く買える計算になります。JAL国内線上級クラス「クラスJ」も同様に、株主優待券利用で、普通席の株主優待券利用の運賃+1,000円で事前予約が可能です。


    次のページでは、マイレージの積算率及びスターフライヤーの株主優待券を紹介します。
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