航空券/航空会社・エアライントピックス

土日だけでソウルへ。大韓航空「パスカル」

沖縄より近い韓国!これまで格安航空券や正規割引運賃は、最低2泊以上の滞在が必要でしたが、大韓航空の正規割引運賃「パスカル」は、10月より1泊以上で利用可能に。土日1泊ソウル旅行に使えます。

執筆者:鳥海 高太朗

ソウル・明洞
ソウルの繁華街「明洞(ミョンドン)」。いつも多くの人で賑わっています。
日本から最も近い海外で、沖縄よりも飛行時間が短い韓国。羽田からたった2時間20分のフライトでソウルへ到着。特に羽田=金浦のシャトル便は、2003年11月に就航以来、高い搭乗率を維持し続けております。

しかしながら、これまで正規割引航空券、格安航空券共に、原則最低2泊が航空券のルールとして義務づけられている為、土・日の週末1泊ソウル旅行は、普通運賃もしくはマイレージの特典航空券での利用に限られ、これまで一般的ではありませんでした。

そんな中、大韓航空では2006年10月より、正規割引運賃「パスカル」をリニューアル。出発当日まで購入可能な「パスカル」は従来の最低2泊のルールを1泊から利用できるように変更。土日を使った1泊ソウル旅行が可能になりました。会社を休まずに、週末ソウル2日間の旅はいかがでしょうか?


1泊から利用できる「パスカル」

大韓航空ボーイング747-400型機
2006年10月、TIME誌(アジア版)が実施した“TIME Readers’ Travel Choice Award 2006”で最優秀航空会社に選ばれた大韓航空
大韓航空の日韓線では、今回取り上げている「パスカル」をはじめ、21日前までに購入が必要な「パスカル21」や7日前までに購入が必要な「パスカル7」の3種類の正規割引運賃が発売されています。

「パスカル21」「パスカル7」はこれまで通り、最低2泊の現地滞在が義務づけられているものの、「パスカル」については1泊から利用できるようになり、土日を使った週末1泊ソウルがリーズナブルに利用出来るようになりました。また出発当日の購入、復路便の予約の変更も無料で可能なので、週末ソウル旅行だけでなく、1泊以上のビジネス出張にも使えます。


1泊で使える羽田発金浦行きの「パスカル」57,000円より

気になる運賃ですが、羽田発金浦行きの「パスカル」は、羽田12:15発のKE6708便利用の場合、2006年10月1日から11月26日出発分で62,000円、11月27日から12月21日出発で57,000円(羽田・ソウルの空港税、航空保険料、燃油サーチャージなどが別途必要。2006年10月23日現在10,120円)で設定されています。普通運賃(往復102,600円)と比べ、11月27日から12月21日出発の場合で約45%引きになります。

出発当日でも、空席があれば羽田空港での購入も可能なので、急に2日間の休みが取れた時など、国内旅行感覚で思いたったらソウルへ遊びに行くなんてことも十分可能です。


次のページでは、東京=ソウル線の運航スケジュールについて紹介します。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます