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ANA国内線「スキップサービス」の実力は?(3ページ目)

9月1日にサービスが開始されたANA国内線「スキップサービス」。ANAマイレージクラブカードやおサイフケータイなどをリーダにタッチすることで搭乗できる新スタイルをガイドが体験してきました。

執筆者:鳥海 高太朗

全ての空港への設置は2006年度中

スキップサービス優先保安検査場
羽田空港に設置されている「スキップサービス」優先の保安検査場
2006年9月1日現在で利用できる空港は羽田をはじめ、伊丹、関空、神戸、新千歳、中部、福岡、那覇、函館、仙台、秋田、富山、小松、岡山、広島、山口宇部、高松、松山、高知、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の各空港(24空港)となっています。羽田空港では、専用保安検査場を含めて27台の「スキップリーダ」が設置されています。

「スキップサービス」が利用できない空港を利用の際には、これまで通り自動チェックイン機などで航空券を受け取る必要があります。2006年度中には全ての空港で利用できるようになる予定です。


上級会員用のラウンジでもタッチして入場

「スキップサービス」ラウンジ入場
「スキップサービス」利用で、上級会員のラウンジ利用の際には、専用リーダにタッチして入室します。
ANAマイレージクラブの上級会員(プラチナ、ダイヤモンド、スーパーフライヤーズ会員)や「スター アライアンス」ゴールド会員が利用できるラウンジ「signet」に入場する際にも、「スキップサービス」利用の場合は、保安検査場で使ったマイレージカードやおサイフケータイなどをラウンジの受付にあるリーダにタッチして入場します。

ラウンジの受付にあるリーダは、保安検査場に設置されているものと同じで、タッチするとラウンジの入室資格の確認が行われ、入室資格があれば画面にOKが表示されます。



おサイフケータイ
おサイフケータイでの「スキップサービス」利用には専用アプリのダウンロードと登録が必要です
実際に使っての感想は、立ち止まる瞬間がなく、とにかく簡単で疲れ知らずで搭乗することができました。何よりありがたいのが、チェックインに時間が割かれない分、その分の時間を売店でお土産を探したり、食事をしたりする時間に充てられることです。今までであれば、空港到着後にまずチェックインを済ませてから、売店やレストランに行くことになりますが、「スキップサービス」を使えば、時間も有効利用できます。

「スキップサービス」は、手荷物を預ける場合以外に、「リピート4回」などの回数券(ANAマイレージクラブ会員は利用可能)、団体の航空券、国際線から(へ)の乗り継ぎ航空券、搭乗手続きの際に証明書類の確認が必要な航空券、空港での購入で既に航空券が発行されている場合などは利用できませんのでご注意下さい。

【関連リンク】
ANAウェブサイト
ANA「スキップサービス」
JAL「ICチェックインサービス」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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