全体的にゆったりとしたターミナルに仕上がっている
荷物を預ける台の高さが従来より低くなり、重い荷物も載せやすくなりました。 |
現在の第2ターミナルや第1ターミナル北ウイングの出発ロビーでは、搭乗手続き前に、預ける荷物の手荷物検査があり、出発便が重なる時間帯では、行列が長く、通路が狭くなってしまう原因にもなっています。新ターミナルでは、既に羽田空港のANA国内線で導入されている、チェックイン前の手荷物検査をなくして、チェックイン後に機械に通す「インラインスクリーニング」方式を導入します。その為、チェックインカウンターの囲みもなく、スペースを広く使うことが可能になり、行列も分散されそうです。
ちなみに「インラインスクリーニング」方式で問題のあった荷物については、原則出発ゲート前で、搭乗者本人を前に荷物チェックを受けることになります。
エアバス380型機対応のスポットも5ゲート用意
日本路線での就航時期は未定ですが、いよいよ2006年冬から、シンガポール航空のシンガポール=ロンドン、シンガポール=シドニー線を皮切りに、総2階建ての飛行機エアバス380型機(A380)が、定期便として就航します。成田空港第1ターミナル南ウイングでは、エアバス380型機対応のスポットを全部で5ゲート用意されています。具体的なゲート番号は、第3サテライトの37番、第4サテライトの43番、45番、46番、第5サテライトの54番となります。他のゲートに比べて、スペースを広くとってあるそうです。早く成田空港でもエアバス380型機を見たいですね!
表参道ヒルズをはじめ、東京・表参道一帯で「理想のエアポートとは何か?」を問いかける、世界初のアートイベント「Omotesando Future Airport -表参道国際未来空港」が、2006年5月19日(金)~28日(日)まで開催中です。表参道が、新生成田空港に見立てたストリートになる10日間です。
【関連リンク】
成田国際空港
「スター アライアンス」日本語ホームページ
ANA「成田国際空港第1ターミナル南ウイングオープン」紹介ページ