佐賀空港利用で、レンタカーが24時間1000円

有明湾に面した干拓地に建設され、1998年7月に開港した佐賀空港。2006年5月現在、ANAが羽田便3往復、伊丹便2往復を運航しています。佐賀空港では、2006年9月30日までの予定で（8月12日～15日を除く）、搭乗半券の提示で、排気量1,000～1,300CCクラスのコンパクトサイズのレンタカーが、最初の24時間1,000円で借りることができる「有明佐賀空港レンタカーキャンペーン」を実施中です。

ガイドも先日（2006年4月中旬）、実際に1,000円レンタカーを利用してきました。そこで、24時間1,000円レンタカーの仕組みや活用法について紹介します。
※佐賀空港に乗り入れるレンタカー会社全て（オリックスレンタカー、トヨタレンタリース、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、マツダレンタカー）が対象になります。

搭乗半券の提示で最初の24時間1,000円で借りられる

ガイドが佐賀空港で借りたレンタカー

佐賀空港発着便の搭乗半券（レンタカー利用日の搭乗に限る）を、レンタカー会社で提示すると、24時間1,000円で借りることができます。24時間以降の超過分については、各レンタカー会社の通常料金が適用されます。

24時間1000円レンタカーは、特典航空券（マイルを使った無料航空券）を含め、運賃種別に関係なく利用できます。ガイドは今回、ANAマイレージクラブで貯めたマイルを使って、羽田＝佐賀線を利用して、24時間1,000円レンタカーを利用しました。

注意が必要なのは、旅行会社経由の予約や、パッケージツアーのオプションなどでレンタカーを手配した場合。その場合、割引が適用されません。また各レンタカー会社が提携している、航空会社のマイレージプログラムへのマイル積算は出来ません。

空港カウンターでキーをもらい、すぐに出発進行！

空港内のレンタカー会社のカウンターでキーをもらい、ターミナル脇のレンタカー専用駐車場から出発できます

多くの国内の空港では、レンタカーを借りる場合、到着ロビー前のカウンターで名前を告げて、一旦空港敷地外にあるレンタカー会社の営業所に車で移動してから手続きを行い、キーが渡されますが、佐賀空港では到着ロビー前のカウンターで、全ての手続きが可能。カウンターで免許証を提示して、レンタカー代の精算を済ませ、その場でキーが渡されます。そして、ターミナル脇のレンタカー専用の駐車場から、レンタカーに乗ることができます。

到着ロビーを出てから10分もかからずに、レンタカーのエンジンを始動。時間の無駄もなく、目的地に向けてドライブのスタートです。

佐賀空港から便利な観光地は？

佐賀空港は、嬉野温泉や武雄温泉をはじめとした温泉、吉野ヶ里遺跡の遺跡巡り、有田焼や伊万里焼、唐津焼の窯元巡りに便利な空港です。また、福岡へはもちろん、長崎のハウステンボスへも車で約1時間半で行くことができる他、大分の湯布院へも約2時間で行くことができます。佐賀空港を拠点に九州を廻る旅もおすすめです。

余談ですが、2003年に大ヒットした、お笑い芸人「はなわ」が歌う『佐賀県』の歌に出てくる、牛丼の「吉田屋」は唐津市にあるそうです。

次のページでは、どうしてこんなに安くレンタカーが借りられるのか、その謎に迫ります。