航空券/航空会社・エアライントピックス

JALJAS統合から羽田2タミ開業まで 航空業界 2004年の10大ニュース

今年も航空業界にはいろいろなことがありました。JALとJASの統合で日本の航空会社は2強+新興航空会社に。また羽田第二ターミナル開業も話題に。そのほか計10大ニュースをまとめてみました。

執筆者:星野 幸詩


JALとJASが統合

エアバスA380の組み立て工場が完成。機内はこんな感じになるそうです。今年もいろいろなことがありましたね。人質事件、メダルラッシュ、韓流ブーム…。航空業界にもさまざまなことが起こりました。そこでガイドの視点からみた今年の10大ニュースをまとめてみました。

1月 航空機事故が50年代以降最少に

正確にいえば2003年のニュースですし、ほとんど話題にもなっていませんが重要なことなので選びました。「フライト・インターナショナル」誌によれば2003年に起きた航空機事故のうち死亡者があったものは27件、死者は702人でした。ちなみにこの事故件数は1950年代以降もっとも少ないものとなっています。航空便の増大はいちじるしいものがありますから事故率という比率で見ると航空機の安全性は飛躍的に高まっているといえます。同誌によれば事故率が低下した要因は警報システムが向上したことによって飛行機が地上に衝突する事故が減ったためであるとしています。

4月1日 日本航空と日本エアシステムが統合

JALとJASが統合する、いわゆる「JJ統合」により、日本の航空会社はJAL、ANAの二強対決。それにスカイマークやエアドゥなどの新規航空会社が加わる形となりました。この統合についてはここでまとめています。

5月7日 エアバスA380の工場が完成

エアバスのオール2階建て超大型機A380の生産本格化にともない、エアバスとボーイングの競争が、いわばEUの米国の代理戦争の様相を呈しています。

ちなみに2003年はエアバスが民間機の引き渡し機数でボーイングを初めて上回りました。いまのところ日本の航空会社はA380の導入を決めていませんが、今度どうなるのか注目されます。そういえばエアバスは最近、新聞の一面広告を何度も出していますね。エアバスといえばボーイング社の新型中型機B7E7ドリームライナーの対抗機としてA350の開発を決定しました。またボーイング社もA380への対抗手段としてB747の胴体を延長した新機材を開発するかどうか2005年に決定するといっていますが、こちらはいままでに何度も取りやめたことがありますので今回こそ、となるかどうか…。

6月5日 エアドゥが新規航空会社で初めて黒字に

経営再建中のエアドゥが2004年3月の単独決済で初めて黒字を計上しました。ちなみにスカイマークエアラインズも2004年11月期の決済で初めて黒字となっています。またスカイネットアジア航空を産業再生機構が支援。新規航空会社もここに来て、ようやく健全な財務体質となってきました。2005年以降もスカイマークエアラインズの羽田~関空線など路線拡大が予定されており、活躍が期待されます。

6月22日 ルフトハンザが機内でのネットサービスを開始

ルフトハンザが他社に先駆けて機内でのブロードバンドインターネット接続サービスを開始しました。これはボーイング社の子会社コネクションバイボーイングのサービスを提供するもので、接続料金は29.95ドルとなっています。なおパソコンの貸し出しは行っていないので無線LAN接続が可能なノートパソコンを持参する必要があります。また全日空が11月15日から成田~上海線で、日本航空が12月9日から成田~ロンドン線で同様のサービスを開始しました。2004年は機内インターネット元年といえそうです。

さて夏以降には航空業界にどんなニュースがあったのでしょうか?
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