紙の時刻表をもっと活用する
さて、ここまでオンラインの時刻表について扱ってきたのですが、航空会社が発行している紙の時刻表というのも意外とバカになりません。情報の宝庫なのですが、意外と活用されていないように思われます。
ここ半年のスケジュールがわかるのはもちろん、空港の略図は乗り継ぎのときに重宝しますし、座席表を参考にして、予約をするときに自分の好きなシートをリザーブすることもできるのです。
また機内食の種類がわかる(たいてい朝食がB、昼食がL、夕食がD)ので、機内食を楽しみにしている人はわざわざ夕食のあるフライトを選ぶことができますし、航空会社によっては区間ごとのマイル数が書かれており、事前にどのくらいのマイル数が貯まるかもチェックすることも可能です。
最近なくなりつつある紙の時刻表
この時刻表、入手方法は簡単。航空会社に電話して、「最新の時刻表が欲しいので郵送してほしい」といえばたいてい送料無料で送ってもらえます。ところが最近は米系の航空会社を中心にコスト削減のため、紙の時刻表を廃止してしまっているところが多く残念です。自社のホームページ上でPDF画面で見られるようにしている会社もありますが、紙の扱いやすさには遠く及びません。
ちなみに航空会社のスケジュールは4月1日から10月31日までの夏スケジュールと11月1日から3月31日までの冬スケジュールでがらりと変わるので注意が必要です。
また紙の時刻表では最高でも半年先のスケジュールしかわかりません。そのため冬の間にその年の秋の旅行の計画を立てるような場合は、航空会社に電話してスケジュールを確認するか、インターネットでスケジュールを検索するしかないことを覚えておきましょう。
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イーツアーフライトスケジュール検索
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。