視覚に映える洋朝食
わずか4組の宿泊客しか食べられないため、「幻の朝食」と呼ばれる、北海道・真狩村のオーベルジュ「マッカリーナ」の朝食が、いわゆる最高峰のひとつだとしたら、同じ中道シェフがプロデュースした温泉宿、登別の「ゆふらん」の朝食はとてもお得な朝食といえるかもしれない。
阿蘇山からの風がそよぐ庭の中でいただく、自家製パンの朝食。 |
写真は、阿蘇内牧温泉「ZENZO(全層)」の朝食。晴れた日には、自家製パンにトマトやベーコンをはさんだサンドイッチを、庭のテーブルでいただく。
温泉も窓がなく、完全オープンな宿だけあって、朝食もオープン。朝露に濡れた草に囲まれ、いただくコーヒーもうまい。
私のように、宿を泊まり歩く人間にとって、たまに洋朝食に出会うとほっとしてしまう時もある。
海風薫る土佐入野の宿でいただく、ちょっとイタリアンな朝食。 |
洋食といえば、有馬温泉「花小宿」の洋朝食も逸品だ。フランクフルトに山椒パンの相性は絶妙。一度お試しあれ。