背筋涼しく、心温まる温泉。
金田一温泉は、素朴で小さな宿が多い。座敷童で有名な「緑風荘」。 |
東北の寒村に転校してきた勇太(ユタ)。環境になじめずイジメられていたある日、古老に勧められ、南部曲り屋に一人で泊まることに。そして出会ったのが「座敷童(ざしきわらし)」。現世で生きられなかった彼らと心を通わすうちに、ユタはたくましくなってゆくという物語です。
この夏、この本を片手に、あなたも「座敷童」に会いにいってみませんか!
そう、もしかしたら、座敷童に会えるかもしれない温泉地があるのです。
それが、岩手県北部にある小さな温泉郷、「金田一温泉」。南部藩の御用達の古湯で「侍の湯」とも呼ばれています。
座敷童に会えるといわれる宿でもっとも有名なのは「緑水荘」の奥座敷「槐(えんじゅ)の間」。
ちなみに、皆さんも、ちょっとだけ奥座敷を訪ねてみませんか。そこには精霊の足跡と言われる「オーブ現象」が見られるかもしれません。座敷童は、優しい妖怪です。会えるといいですね。
槐(えんじゅ)の間への入り口は「こちら」です。
槐(えんじゅ)の間であなたも座敷童に会えるかな。 |
もちろん、他の部屋に泊まって座敷を見学してもよし。金田一温泉には座敷童が出ると言われる宿が他にもありますので、そちらに泊まってもよし。「涼しく」なりに行くにはもってこい。夏にはぴったりの温泉です。
座敷童は、小さな男の子の妖怪で、南部曲り屋の旧家に出ると言われます。枕返しや金縛りなどのいたずらが得意ですが、会えた人は出世し、幸せになるといわれています。
最近、幸せがちょっと不足気味の皆さん。
この夏、座敷童に会いに金田一温泉に行ってみませんか。
金田一温泉
岩手県二戸市金田一温泉
旅館組合電話 0195-27-2540
http://www.kindaiti.com/
一泊二食1万円程度の宿多し
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