森の中のモノレール
ホテル祖谷温泉から車で約10分。祖谷渓の名所、かずらで編まれた「かずら橋」近くの「ホテルかずら橋」。
こちらの宿のケーブルカーは、ホテル祖谷温泉とは反対に、天空露天風呂へと上っていくケーブルカーです。
そして、祖谷渓をさらに奥へ。車で小一時間も走ると、道は細くなり、深い渓谷もだんだんと道筋に近づいてきます。そして、江戸時代の茅葺民家が斜面にへばりつくように立つ落合集落のある「奥祖谷」と呼ばれる地に着きます。かずら橋とはうって変わり、静かな谷にかかる「二重かずら橋」がいかにも平家の里という雰囲気を醸し出しています。
奥祖谷の森の中に立つ「いやしの温泉郷」という名前の公共の温泉宿。 |
その宿の隣には、こんな山奥に立派な「駅舎」が立っています。
その駅舎とは、日本最長!?のモノレール「奥祖谷観光周遊モノレール」(公式サイトはない)の出発点。
いやしの温泉郷を出発し、森の中を70分間周遊してくれるモノレール。 |
時間にして1時間10分。コトンコトンと山の中を走る、日本で最も奥地にある乗り物と言えましょう。ケーブルカーとは言えないけれど、温泉宿に驚きの乗り物がありました。
皆さんも、温泉でケーブルカーに乗ってみませんか。
その他のケーブルカーのある温泉宿
景風流の宿かのうや(群馬・伊香保温泉)
対星館花かじか(神奈川・箱根堂ヶ島温泉)
常盤館(長野・菱野温泉)