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非日常モード、脱日常モード、あなたはどちらを選ぶ? この冬行きたい貸切露天の隠れ宿(2ページ目)

隠れ湯とひと言で言っても二種類のタイプがあります。あなたが隠れたいのはどちらの湯宿?。海と山から二軒をご紹介。

井門 隆夫

執筆者:井門 隆夫

旅館ガイド

脱日常モードの貴方に捧げる貸切り湯

川のせせらぎを聞きながら塩湯に浮かぶ「貸切り湯」。
山の清水を使って調理された大地と森の恵みの「スローフード」。
多忙な毎日から逃れたい「脱日常モード」の貴方には、山の湯宿をご紹介しましょう。

静かな森に佇む雪見の一軒宿

雪の中の「嵐渓荘」
雪の森に静かにたたずむ一軒宿。
04年、新潟は台風と大地震に見舞われました。中越地震では、震源地から山ひとつ越えた越後長野温泉の木造宿もだいぶ揺れたようですが、休むことなく、今日も元気に営業しています。それは、地震が来ようが槍が降ろうが、温泉を愛するお馴染みさんがやってくるからです。
この宿の蛇口から出てくる水は、真木の清水。森の恵みがくれた、天然の清水です。
そして、お湯は太古の昔の海水が湧き出でた塩化物泉。この湯で炊く温泉粥は、宿の名物です。その、ちょっとしょっぱい森の湯に、貸切り露天ができました。
貸切り露天風呂「山の湯」
守門川のせせらぎを聞きながら、極楽、極楽・・・。
その名も「山の湯」。130cmの微妙な深さの「深湯」と、瀬音間近な「石湯」。
暖房の効いた脱衣場からエイヤと浴衣を脱ぎ捨て、雪夜のお湯にざぶんと浸かれば、そこは極楽、極楽・・・。「露天で一杯セット」を脇に置き、静かな森の夜に、ココロもカラダも溶けていくのがわかります。
お部屋は、大正時代の料亭を移築した木造本館の「緑風館」。静かな森の中の「りんどう館」。渓流を望むバストイレ付きの快適な「渓流館」から選べます。
お休み前に「ラウンジひめさゆり」のバーカウンターでグラスを傾ければ、「脱日常モード」も全開に。忙しい日常を離れ、馴染み客が「今こそ予約が取れるぞ」と足を運ぶ、癒しの隠れ湯「嵐渓荘」に隠れに行くのはいかがでしょう。



小松ビューホテル全景
宿の全景(全48室)
堂ヶ島 小松ビューホテル
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科 2943-4
フリーダイヤル 0120-055-852
URL http://www.komatsu-view.jp/
地 図 Yahoo!地図情報


嵐渓荘「渓流館」客室
「渓流館」客室
癒しの隠れ湯 嵐渓荘
新潟県南蒲原郡下田村長野1450
電話 0256-47-2211
URL http://www.rankei.com/
地 図 Yahoo!地図情報


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