吉野荘湯川屋 (下千本)
金峯山寺蔵王堂近く、『あたたかみのある宿』をモットーにした木造吉野建て和風旅館。特に、吉野グルメの代表「本葛」を使用した『西行御膳』が好評。地味ながら、家庭的なサービスをはじめ、全般的に皆さんに支持を得ているお宿です。
吉野温泉元湯 (中千本)
吉野駅から如意輪寺参道に続く温泉谷「ささやきの小径」を行くと、中千本の桜に埋もれるように佇む小さな木造宿。島崎藤村も逗留したという300年の歴史と、赤錆色の源泉は知る人ぞ知る人気です。
竹林院群芳園 (上千本)
元は椿山寺と称し、山伏の宿坊として利用されていた吉野山では割と大きな宿です。昔の面影も残した豪奢な建物と庭園はみごと。吉野葛も献立に利用した素朴な料理と格安な料金も人気です。
吉野山旅館組合 http://www.yoshino.ne.jp/ryokan/
お花見で食べたい吉野山のグルメ
忘れてはならないのは本場吉野の「葛(くず)」。葛もちや葛きりは参道の御茶屋で人気の甘味。
でも、お花見に行ったら、ぜひ食べて欲しいのが「柿の葉寿司」。大量生産ではない、手作りの味が吉野の柿の葉寿司の特長です。おすすめは、下千本の参道沿い「ひょうたろう」。鯖と鮭の二種類があります。一日おいて次の日に食べるのが一番美味しいとのこと。ぜひ桜の木の下で食べてみたいですね。
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